EntranceHOME店長の部屋 > 日記

Yokohama Couple's Cafe aja

店長の日記です。
素敵なカップルさんに囲まれた、涙あり(あるのか?)、笑いありの
私の日常のひとコマをお伝えできたらと思っております。

2006年06月24日(土)17:04 
昨日は、とっても忙しくって、
日記を書けませんでした〜。

色々と書きたいことはあったんですけどね。

そして今日は、なんと!
エイジャ4年目の営業、最後の日。

それで今日の日記は、
4年間の営業の集大成となる日記にしようかと思います。

なんていうのは、
もちろん冗談。

そんなに肩肘張ることなく、いつものように、
思いつくまま、気の向くままに書いていこうかと思います。

昨日、ある会員さんが仰られたんですが、
「マスターの言うことはよく分かるんだけど、
でも、まだピンとこないことがある。
マナーを守っている分には、みんなで、賑やかに楽しく盛り上がれるなら、
それでいいと思うんだけど」って。

これは、本当にその通りだと思います。

「うんうん」「そうだ、そうだ」
と肯かれる方も多いのではないでしょうか。

エイジャは「カップル喫茶初めての方でも安心♪」ということでやってますが、
そんなカップルさんだって、
賑やかに楽しく盛り上がって、
「カップル喫茶って楽しいですね〜!」
と大満足でお帰りになることもしばしばです。

それに、実際、わたしが4年間もの長きに渡って
ほとんど毎日のように、
日の当たらぬ生活を過ごし、
それでいて精神に変調をきたさなかったのは、
お店が暇な時に、仲のいいカップルさんと、
楽しくお話ができたからかと(笑)。

「じゃあ、なんでマスターは、
うちらが楽しんでいる時に、それを邪魔するんだよ〜」
と嘆かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか(笑)。

その理由をご説明致しますね。

その日限りという訳でなく、
賑やかに、楽しくという雰囲気が、
次第、次第に、一般的になってきてしまいますと、
どうしても、その場を仕切ろうとするカップルさんが
出て来てしまうからなんです。

俗に言う、
仕切り屋さんです。

この仕切り屋さんが曲者で、
わたしが頼んでもいないのに、
その場の雰囲気を仕切ろうとする使命感に
燃えていたりするんです(笑)。

この仕切り屋さんが作る雰囲気というのは、
カルロスさんが、コラムに書いてくれたような
『沈黙のコミュニケーション』や、
『究極のボディランゲージ』を駆使した上での、
自然の了解の上での盛り上がりではなく、
全てがわざとらしく、人為的な盛り上がりなんですね。

そして、こんな雰囲気は、
決して、初心者向けではありません。

だからわたしが、カップルさんに仕切り屋の臭いを感じ取った場合は、
徹底マークです。

サッカー日本代表のような、やわっこいマークなんかではなく、
ブラジル代表のような、ねちっこいマークで、
ピタッと張り付いて、思うようなプレーを出来ないようにします。

仕切り行為はある意味、
商売妨害だとさえ思っています。

だからすっげー厳しいっす、わたし(笑)。

エイジャに来ると、
「素敵なカップルさんが多いですね〜」
と驚いてくれるカップルさんもいらっしゃいますが、
物の本質を見極めることが出来る方になると、
「エイジャって、仕切り屋がいないんですね〜」
って驚いてくれる方もいます。

そうなんです。

仕切り屋がいないから、
エイジャに来てから4年の人も、3年の人も、2年の人も、1年の人も、
半年の人も、3ヶ月の人も、1ヶ月の人も、1週間の人も、
その日初めてのカップルさんも、等しく遊ぶ事が出来るんです。

そんなわけで、
仕切り屋さんを生み出しやすい、
賑やかに楽しく、わいわいがやがやの雰囲気は、
ご遠慮いただくことが、多々あるのです。

それでも、
気の合ったカップルさんと
賑やかに楽しく盛り上がりたいんだ〜!
と言われるカップルさん。

そういう楽しみ方は、
決して間違っていません。

でも、エイジャにそれをメインに求められてしまいますと、
正直、困ってしまいます。

エイジャの他にだって、
当たり前のことですが、素敵なカップルさんは沢山いらっしゃいます。

でも、例えばネットなんかを使って、
自分に合ったカップルさんを探す事は、
多少のリスクはあることですし、
そのリスクを回避する為に、メールや写真を交換したりと、
一度は顔見せだけの食事だけしたりと、
結構手間がかかって、面倒くさいもの。

でもエイジャに来れば、
そのリスクも手間も減ります。

でもその変わり、
マナーとルールがあるので、
好き勝手には行動できない制限があります。

どういうところで、どういう遊び方をするか。

それは皆さんがご自由に選ぶ事でございます。

わたしは、勇気を出してカップル喫茶にはじめて来て、
二人で手を硬く握り締め合い、
緊張しながら、恐る恐るわたしの説明を聞いてくれる、
そんな超初心者カップルさんでも、
安心して楽しんでいただける雰囲気作りを頑張るだけです。

ということで、
今日でとりあえず、
「マスターマナーとルールを語る」のコーナーはおしまいです。

明日からは、大変勝手ながら、
お正月休み以来の連休をいただきます。

そして、7月1日からは、
水商売の世界では、これを乗り越えたら天職!と言われる
5年目を迎えます。

これからも皆様からの応援をいただけたら、
とても幸いに思います!


2006年06月23日(金)20:30 
突然、マナーとルールなんて語りだしたもんだから、
そんなわたしの姿を見たことも、聞いたこともない、
最近の会員さんの中には、
ちょっとびっくりしている方もいらっしゃるみたいです(笑)。

2,3年くらい前までは、
良くあったんですけどね。

ただ、マナーとルールを語るだけでなく、
結構、強気にも営業していました。

「そんな盛り上がり方じゃ駄目だ」と掲示板でお客さんに叱ったり、
「分かってくれる人にだけ来てもらえればわたしは満足なんです」
と偉そうに言ったりと、
そりゃあもう、今から考えれば、相当、横暴な店長でしたよ(笑)。

で、なんで最近は、そんなにマナーとルールを
わたしの口からあまり言わなくなったかといいますと、
それは、HPを新しくして、
今までは掲示板に書いてきた事を、HPのシステムやQ&Aに、
詳しく書いたことが一番の理由かな。

あとやっぱり、
偉そうなことを言うのって
ちょっと気が引けてしまうってのもあります(笑)。

そういうわけで、
掲示板や日記ではあまりマナーやルールは語らず、
もっぱらお店の中で注意したり、
場合によってはご利用をお断りするということにしていたのです。

でも、それだと良い雰囲気を維持するのに、少し限界があることに、
最近になって、ようやく気がつきました。

その限界とは・・・

わたしの姿を見たことがある方はご存知かと思いますが、
わたしには迫力がありません。

ずーっと前からの会員さんだと、
ちょっとお話が過ぎてしまった場合でも、
わたしが、ちょろっと注意すれば、すぐ分かってくれるのですが、
最近の会員さんの場合だと、
一度注意しても、その後しばらくして、また注意、
そしてまた注意と何度か続いてしまい、
そして、次ご来店されたときも、また注意と、
こんなケースが、以前に比べて、増えてきてしまったような気がします。

これはわたしの迫力のなさが原因かと(笑)。

というわけで、
再びまたペンの力を借りる事にした次第なのであります。


2006年06月22日(木)23:20 
皆さんに謝らなければならないことがあります。

実は、今日の日記で書いた、
初心者カップルさんをホビット族と表現した事、
あれは、わたしのオリジナルではなかったのです。

あれは、今から遡ることちょうど2年前の6月に、
当時はまだ、うる若き新人であった「レオン」さんが、
自分たちを表して、ホビット族と書いたことだったのです。

先ほど、レオンさんから盗作だとのご指摘をいただき、
それで、やっと事態の深刻さを感じた次第なのであります。

レオンさんは、この後にも、
「ピラニア理論」、「ピラニアの共食い現象」という言葉を発明し、
また、
「エイジャは文化だ」という名言も残してくださり(ってまだ現役です・笑)、
わたしが、カップル喫茶というものの理解を深める事を
助けて下さいました。

ここに改めて、感謝の意を表すると共に、
謝意を申し上げる次第でございます。


2006年06月22日(木)16:04 
今日は、全く持って珍しい事に
書きたいことが沢山あって、
再び、緊急特番にしようかと思ったのですが、
予告をしておいて、何度もじらしてしまうのは、
わたしの趣味ではありません。

ということで・・・

今日はお約束通り、
「ホビット族の原理」をご説明いたしましょう。

さて、説明の前に、
皆さんはホビット族というのご存知でしょうか。

そうです。

世界的に有名なファンタジー冒険ノベル「指輪物語」に出てくる、
小人族のことです。

で、どんな特徴を持っているかと言いますと、
ちょっと調べてみました。

「おおむね温和で争い事を嫌う。人間に近い種族であるにもかかわらず、人間族を「大きい人たち」と呼んで区別し、好んで関わりあいを持たないのが常」

ということらしいです。

ちなみに、いつも裸足みたいです(笑)。

ホビット族は、
争いごとが苦手で、見知らぬ怪しい人間が近づいてくると、
すぐに木陰に隠れてしまいます。

そして、じーっと様子を伺います。

大丈夫そうなら、木陰から出てきますし、
駄目なら、ずっと木陰に隠れています。

なんだか、エイジャの大部屋で、
ソファーから降りたほうがいいのか迷っている
初心者カップルさんのようですね。

もうお分かりかと思います。

ホビット族のそんな特徴から、
エイジャではホビット族というと、
初心者カップルさんを指すのでございます。

エイジャで、初心者カップルさんと言った場合は、
どきどき、わくわくのカップル喫茶初めてのカップルさんや、
そんな初めてカップルさんの気持ちを尊重できる、
初心を忘れないカップルさんのことを言います。

ホビット族が人間族とは、好んで関わりあおうとしないように、
エイジャの初心者カップルさんは、
絡めるカップルさんを求めて、ギラギラと眼光鋭い目をし、
露骨な行動を取るカップルさんとは、好んで関わりあおうとはしません。

なので、
例えば、大部屋が7席満席の時、
6組はマナーのいい初心者カップルさんで、
残る1組、マナーの悪いカップルさんがいた場合、
そのたった1組が、ネックになって、
全く盛り上がらない大部屋になってしまうのですが、
そんな雰囲気に業を煮やし、そのマナーの悪い1組が諦めて帰った場合、
今までの停滞した空気が嘘だったかのように、
待ってましたとばかり、堰を切ったかのように、
盛り上がることがよくあります。

その光景は、
まるで木陰に隠れていたホビット達が、
一斉に、笑顔で野原に駆け出して来たかのようです。

初心者カップルさん達だけが集まっている安心感から、
カップル喫茶初めてとか、常連さんとかの
ご来店回数に関係なく盛り上がる、
この素晴らしい盛り上がりを、「ホビットの宴」と呼び、
この法則を、「ホビットの原理」と呼ぶのです。

お分かりいただけましたでしょうか。

一応、まとめてみますね。

エイジャにマナーとルールがあるのは、
決して、ただ単に、皆さんの行動を制限し、
ソフトなだけのカップル喫茶にしようとするものではなく、
エイジャのマナーとルールを守って下さる素敵なカップルさん達が、
それぞれの趣味嗜好に応じた楽しみ方を
安心して享受する為にあるのです。

さあ、ここまで、
みんな、質問はあるかな?

え?さとちゃんはホビットかって?

ホビット族の突然変異です(笑)。


2006年06月21日(水)16:20 
現在、交通安全週間みたく、
わたしの中では、遊戯安全週間ととらえ、
数回に渡って、マナーとルールをお話しする予定ですが、
そうと決めた矢先、
全く痛ましい事件が起こってしまいました。

その日初めて大部屋を体験されたカップルさんと
その日初めてカップル喫茶を体験されたカップルさんが、
意気投合して、2組で大部屋で楽しく遊んでいました。

とその時、これまたその日新規だったカップルなのですが、
個室から大部屋に移動してきて、
楽しく遊んでいる2組の間に強引に割り込み、
相手にとっては、全く不本意な行為に及んでしまったんですね。

もちろん、このカップルは、
今度来たら、出入り禁止言い渡しは決定なのですが、
でも、どうして、このようなことになってしまったのでしょうか。

楽しく遊んでいた2組のカップルさんは、
どうすれば、早くこの危険を察知し、事故を防げたのでしょうか。

今日は急遽番組の内容を変更して、
「危険予測ディスカッション」の時間にしようかと思います。

実は、このマナー違反カップル、
ご新規で、説明を受けていたにも関わらず、
個室から大部屋に移動するとき、無断だったのです。
しかも、移動する前には、
男が何度か、大部屋を覗いていたそうです。

大部屋で遊んでいる時に、
後から入って来たカップルさんが、
無断で個室から移動したかどうかなんて、
なかなか分からないかと思いますが、
でも、大部屋を覗いていた男が、
後から、カップルで移動して来た場合は、
やっぱり少しは警戒信号です。

しかもこのケースでは、
大部屋内の席も、見やすい位置を求めて、無断で移動していたという、
とっても、分かり易いと言えば、分かり易いカップルです。

でも、何故、こんなに分かりやすいカップルの危険を
避けられなかったのでしょうか。

やはり二組での盛り上がりが楽しかったのでしょう。

実は、気の合ったカップルさん同士で盛り上がっている時は、
結構、無防備なんですよね。

ある意味、4人の意識がバラバラになっているので、
他の人が割り込んでいるけれども、
それに、気がつかない人もいる。

気がついている人も、
楽しく盛り上がっているから、
「ま、いいか」ってなりやすく、
それで知らない内に、自分の彼女が、
マナーの悪いカップルに不本意なことをされてしまう事態に。

この、楽しんでいるがゆえに、
危険に対する意識が低下してしまう現象を、
「ハッピー ケアレス(不注意)現象(フェノミナン)通称HCP」と呼びます。

この「HCP」があるから、
あまり、賑やかに楽しくという盛り上がりは、
エイジャではすすめていないのであります。

最初は気が合うカップルさんで遊んでいるつもりでも、
徐々になんだか変なことになっていってしまう。

そんな時、たまにこの日記にも登場する、
エイジャの女帝と言われる、さとちゃんだったら、
変なカップルが割り込んできたら、
「おめ〜邪魔だよ!」って言って、速やかに撃退する事も出来ますが、
普通の女性、いや、男性でも、なかなかこんなことは言えません。

女子高時代、電車の中で痴漢にあい、
すかさず、その痴漢の腕を掴み、上にあげ、
「この人痴漢です〜!」と叫び、吊るし上げた、
さとちゃんならではの芸当であります。

このさとちゃんの毒牙にかかって、
出入り禁止にされてしまったカップルさんもいらっしゃいますので、
マナー違反をする方は気をつけた方がいいかと思います(笑)。

ちょっと本題からずれてしまいましたが、
じゃあ、さとちゃんと違って、
普通の一般人の方は、
この割り込みにはどう対処したらいいのでしょうか。

色々と方法はあるかと思いますが、
ちょっと怪しいなと思ったら、
楽しく盛り上がっていても、泣く泣く諦めて、
とりあえず、ソファーに戻って
相互鑑賞からの仕切り直しをすることでしょうか。

そして少し様子を見て、
それでも、駄目なら、個室に移動する。

もちろん、割り込んできた時に、
「すみませんが、うちらだけで楽しみたいので、
ご遠慮願いますか」って断ってもいいですし、
それでも、しつこいようでしたら、
わたしに言って下されば、
その場の状況に応じた対応をするようにします。

でも、どんな場合でも、危険を察知した場合、
愛する彼女さんを守るのは、男性の役目かと思いますので、
そんな時は、是非、男気とやらを見せてやろうではないですか!

そうすれば、きっと更なる愛情を
彼女さんから受け取れるのではないでしょうか(笑)。


2006年06月20日(火)20:51 
最近、珍しくマナーとルールなんぞやを
偉そうに語っているわたしに、何かを感じたのでしょうか、
エイジャの黎明期を知る、あのカルロスさんが、
実に9ヶ月の沈黙を破って、コラムを投稿して下さいました!

その名も「日本代表」。

なんともまあ、
この時期にタイムリーで、トリッキーな題名でしょうか。

カルロスさんは現役時代、
神様カルロスと言われ、
全く盛り上がらなかった大部屋を
奇跡の逆転ゴールで熱く燃え上がらせていたものでした。

でも、若い選手達の成長振りを見るにつけ、
おのれの限界を感じられたそうで、
現在は、コラムニストで活躍してくださっております。

そのカルロスさんが、
自分のありし日の熱かった現役時代を思い出しながら、
綴った「日本代表」。

さすがは、スタープレイヤーとして活躍していただけあって、
エイジャに対する理解度は、素晴らしいものがあります。

コラム「日本代表」の中に、
『沈黙の駆け引き、そして行為』というフレーズがありますが、
これが、エイジャの楽しみ方の醍醐味でもあるのですが、
カルロスさんも、その昔、
一生懸命、沈黙のスーパープレーを披露しているのに、
それが相手側には伝わらず、ずーっとお話ばかりされてしまい、
その為か、すっかり憔悴しきって、肩を落としながら、
エイジャを後にしたこともありました。

もう、神様カルロスもこれで終わりかと
わたしは不安になりましたが、
次の日に、無言でエイジャに現れ、お金をフロントに置き、
大部屋という名のピッチに上がって行った姿に、
わたしは、溢れ出る涙が止まりませんでした。

なにが彼をそこまで追い立てるのか!

己の体を限界まで酷使し、
シュートを打ち続ける彼の姿を見ながら、
わたしは、心の中で、
「一体、なにが彼をそこまで・・・一体、なにが・・・」と
繰り返し、自問していました。

でも、たぶんそれは、
ただ単にエロかっただけだと思います(笑)。


2006年06月20日(火)15:06 
さてさて、今日からは昨日の日記で予告した通り、
エイジャにおける、マナーとルールをお話しようかと思います。

と、その前に、
細かいことにこだわる読者の方の中には
「『マナー』と『ルール』ってどう違うの〜」
って疑問を持つ方もおられるかもしれません。

ま、簡単に言うと、
マナーとは行儀作法で、ルールは規則。

ってただ単に日本語に訳しただけですが(笑)。

わたしは、ほとんどいつも意識せずに、
大体、一緒くたにして、『マナーとルール』って使っているので、
あまり細かく考えると、混乱してきちゃうし、
話が前に進まなくなるので、それはちょっと横に置いといて、
「なぜ、エイジャにはマナーとルールがあるのか!」
そこをちょっと考えてみようかと思います。
(ただ単に自分の考えを整理したいっていう目的も・笑)

マナーとルールがあるのは、
もちろん、安心して楽しんでもらう為なのですが、
ということは、つまり、
マナーの悪い、羊の皮を被った狼のようなカップルさんの行動を
制限する為なのです。

(実は、この狼カップルさんの行動を制限する為のマナーが、
そのまま、マナーの良いカップルさんの楽しみ方を
制限することにもなってしまうのですが・・・)

この狼カップルさんは、大体にして、
自分のパートナーはどうなってもいいから、
他のカップルさんと絡みたい!という考えで
頭の中全てを占領されている感じです。

でも、もちろん、そんな雰囲気を明らかに漂わせると、
他のカップルさんに警戒されてしまうので、
まずは世間話からお相手のカップルさんの緊張を解きほぐし、
徐々にそういった絡みの方向に持っていき、
気がついたら、もう、断れない雰囲気になっている。

一度、そんな雰囲気になってしまうと、
断れないまま、どんどん、エスカレートしていって、
最後には、不本意な行為に及ばれてしまい、
嫌な気分が残ってしまう。

こんなところ、来なければよかったなって。

もちろん、相互鑑賞以上に進もうとするカップルさんの
全ての行為がマナー違反という訳ではありません。

同じ事をしていても、
このカップルさんはマナー違反で、
このカップルさんは大丈夫と、
感じる事もあります。

その違いは、
やはりそのカップルさんの仲のよさとか、
お互いの気遣いとか、そういったものです。

そのカップルさんが、どういうカップルさんなのか、
それを想像したり、考えたりするのも、
カップル喫茶の楽しみのひとつかと思うのですが、
そういう、判断をするのに、一番いいのは、
やっぱり、雰囲気のいい中での相互鑑賞なんですよね。

仲のいいカップルさんが集まった大部屋での相互鑑賞は、
なんだか、人の心を和ませるような、
とても落ち着いて、楽しい雰囲気になるのですが、
その中に、一匹(1組?)獲物に狙いを定める目をした狼がいると、
途端に、大部屋の雰囲気が悪くなり、
それを察知した他のカップルさんは、
もう、自分のソファーからは降りてこなくなります。

さて、それでこの狼さんは、どうするか。

大部屋の真ん中のマットの上で、
一生懸命、場を盛り上げながら、
獲物が降りてくるのを待ちます。

でも、なかなか降りてきません。

それで、一旦は自分のソファーで休憩します。

そこに、それに少しほっとした他のカップルさんが、
マットに降りてきました。

それで、すかさず、
狼さんもここぞとばかし、マットの上に降りたとします。

アウトです!

昔は、直接強引に許可なく触る等でなければ、
出入り禁止にするということはなかったのですが、
今では、わたしの判断で(人を見て)、
こういう方は、遊び方が下手ということで、
ご利用をお断わりするということも、多々あります。

狼カップルさんは、
賑やかな雰囲気や乱れた雰囲気が大好きなので、
こういうカップルさんに、出来るだけ活躍の場を与えない為にも、
心地よい緊張感のある相互鑑賞の雰囲気を大切にしている次第なのであります。

そうすれば、
相互鑑賞をしているうちに、
他のカップルさんが、どんなカップルさんか分かってきますからね。

そういう意味で、
相互鑑賞の雰囲気を著しく壊してしまうような過度の会話や、
非日常的な雰囲気を壊してしまう、大きな笑い声なんかは、
注意の対象とさせていただいているのであります。

こう書くと、
「じゃあ、エイジャって、ほとんど相互鑑賞を専門とした、
ソフトなカップル喫茶なのね!」と思うかもしれませんが、
実は、そうではないのです。

明日は、『ホビット族の原理』から説明しましょう。


2006年06月19日(月)19:12 
昨日のクロアチア戦は、
残念ながら惜しくも引き分けで、
日本の決勝トーナメント進出は
窮地に立たされてしまいました。

4年に一度しかないワールドカップ。

実は、わたしがこのお店を任され、
ここ横浜に来たのも、
ちょうど4年前のワールドカップの時でした。

ここの場所は、エイジャの前は、
『ドキドキパラダイス』という名前のカップル喫茶で、
その年の7月1日からはお店の名前を『エイジャ』に変え、
それからは、お店の内装をアジアンチックにし、
初心者カップルさんを対象としたカップル喫茶にしようと
漠然と決めていたのですが、
その前に、6月15日から30日までの間は、
看板もお店の名前も『ドキドキ』さんのままで、営業しました。

その営業中に、
「初心者でも安心のカップル喫茶にはするには
どうしたらいいだろう」、
「このカップルさんは、エイジャになったら
とりあえず、ご利用はご遠慮してもらおう」とか、
そんなことを一人で考えていたのです。

そして、7月1日になり、エイジャオープン!

でも、それからしばらくの間は、結構、大変でした。

カップル喫茶初めての方でも、
溶け込みやすい雰囲気を作る為に、
それまでの『ドキドキ』さんの常連さんの固まりを崩す為に、
会話に制限をかけたり、
それでも、聞かない場合は、出入り禁止にさせていただいたり。

でも、元来、あまり人に対して強く出られないわたしは、
入店を断ったりするのは、結構、大変でした。

文句を言われたり、会員証を投げつけられたり、切れられたり
色々と心身困憊するような出来事もあったのですが、
でも、なんとかやって来られたのは、
掲示板のわたしの書き込みを見て来てくれた方や、
店内で、お客さんに注意しているわたしの姿を見ていた方々の
応援があったからだと思います。

ほんと、最初にわたしが、
「普通の、大人しい恋人同士のカップルさんが
沢山来るようなカップル喫茶にするんだ!」と言ったときには、
お店には関係ない人たちでしたが、
「そんなの無理だよ」
「商売が分かってない」
そんなことも言われた事もあったのですが、
でも、どうにかこうにか、様々な紆余曲折を経て、
そんな、不可能だと言われていたカップル喫茶に近づけることが出来たのも、
色々なカップルさんの応援があったからです。

わたしがエイジャを始めた頃のカップル喫茶では、
まだ、マナーやルールというものを確立させていたカップル喫茶は、
あまり無かったような気がします。

でも、カップル喫茶は少なからず、人の欲望を刺激する場所ですから、
マナーとルールは欠かせません。

それで色々なカップルさんのご意見を聞いたり、
エイジャの中で実際に起こったマナー違反やトラブルを避ける為に、
どうすればいいのかを考えたり、
場合によっては、カップルさんと激論を交わしたりする中で、
徐々に、エイジャのマナーとルールを作っていきました。

エイジャの歴史を物語る、そんなマナーとルールを
明日から少し語ってみようかと思います。


2006年06月15日(木)19:46 
ついに排水設備も整って、
昨日からエイジャの店内で洗濯機が稼動しております。

気になっていた、洗濯機の騒音も
最近のは、しっかり静音設計ですし、
それに加えて、洗濯機の振動を抑える為に、
ゴムを敷きましたので、とっても静かです。

お店の中で、熱中されているカップルさんは、
きっと洗濯機が動いているかどうかも分からないでしょう(笑)。

まだ乾燥機は来ていないのですが、
営業が終わってからのコインランドリーも、
洗濯の時間は省け、乾燥だけなので、とっても楽チンで、
そのおかげで、心にも余裕が生まれてきた次第でございます。


2006年06月13日(火)01:13 
ジーコJAPAN、
まさかの初戦オーストラリア戦、惨敗!

にわかサッカーファンのわたしは、
一気にテンションが下がってしまいました。

残念でなりません。

無念でなりません。


2006年06月11日(日)22:16 
ついに今日、
我が家にも洗濯機がやってきました!

ウヒョー(^o^)丿

かつて、
洗濯機が3種の神器のひとつに数えられていた頃、
初めて家の中で洗濯機を目にした方々の喜びようは、
今のわたしの気持ちに近いものがあるのかもしれません。

洗濯機によって、
煩雑な家事労働である洗濯から女性は解放され、
それから、女性の社会進出にも拍車がかかったと言われています。

ということは
わたしの社会進出も近いのでしょうか(笑)。

でもね。

洗濯機が来たら連絡下さいって言っていた、
クラシアンの担当の人が、
今日、明日と休みを取っていて、
実際、使えるのは火曜日からになってしまうんですよね。

しかし、
なにはともあれ、
洗濯機が始めてエイジャにやってきたのです!

今日はお祝いです。


2006年06月10日(土)21:55 
さっき、
何気なくヤフーニュースを見たら、
エイジャの根幹を揺るがすほどの
ショッキングな記事が、目に飛び込んできました。

それは、これ。

日本製紙、王子製紙に続き、
ついに、大王製紙までが、ティッシュの値上げを決めたのです!

これから、
エイジャの営業は厳しい局面を迎えそうです。

でも、カップルさんの為にも、
エイジャは料金据え置きで
なんとか頑張ってみようかと思います。

この重大危機を乗り切るぞ(^o^)丿


2006年06月09日(金)16:35 
今日は生憎の雨。

とうとう梅雨入りしちゃったみたいですね。

それで、
普段はエイジャ3号で教習所に行っているのですが、
今日はタクシーで行きました。

教習生の分際で、
タクシーだなんて、なんて優雅な!

そう思われる方もいるかもしれません。

もちろん、
そんな、ちょっとした贅沢な気分を味わいたいという気持ちもありますが、
そんなことよりも、とっても勉強熱心なわたしは、
第2種免許を持っているタクシーの運ちゃんの
運転技術を盗もうとしているのです!

なんて素晴らしいわたし。

それにしても、
タクシーの運ちゃんはすごい!

どこどこへ行ってくれと言ったら、
地図も見ずに行けちゃうんだから。

今日の教習は、自主経路といって、
今までは助手席で親切に道案内をしてくれていた教官が、
「じゃあ、どこどこまで行ってくれる」と言ったきり、
非情にも口を閉ざしてしまうのです。

でも、わたしの運転中は、
子を思う親のような気持ちで見守ってくれているのでしょう。

もちろん、今まで一回も行ったことのないところへは
指示は出しません。

いくらなんでも、
そんな子ライオンを崖から突き落とすライオンのような
教育はしません。

でも、2,3回は行ったことがある道なのに、
途中迷いそうになり、
わたしはハラハラドキドキでした。

なんとか、事故ることなく、
歩行者をはねることなく、
無事、目的地の閑静な住宅街の公園に着く事が出来ました。

ほっと胸を撫で下ろし、
車を左に寄せ、止めました。

すると、横から教官が、
「ここは止められないよ」とぼそっと一言。

「え!?」とわたし。

曲がり角からも、横断歩道からも、交差点からも、
しっかり5メートル以上離れている、
自分的には、自信の停車。

もちろん、歩道もあるから
路側帯に入っているわけではありません。

わたしはすっかりパニック陥ってしまいました。

さて、ここで、
これを見ている多くの免許取得者の方に問題です。

一体、わたしはどのようなところに
止めてしまったのでしょうか?

自信のあるかたは
スーパーひとし君でお答えください(笑)。


2006年06月08日(木)21:52 
皆さん、聞いて下さい!

いま、ベティの指導の下、
キッチンを整理して、
エイジャオープン以来の悲願であった、
洗濯機と乾燥機を導入する計画が着実に進行しております。

昨日は、テレビの宣伝でも有名な、
暮らし安心『クラシアン』を呼んで、
洗濯機用の排水設備をつけてもらいました。

今日は、今日で、
エイジャにわたしが来る前から
その本来の機能は使われないまま、
ただの台として使われていた、
ホシザキの製氷機を撤去してもらいました。
その場所に洗濯機を置くのです。

結構なお値段がかかりましたが、
でも、今までのコインランドリー往復の苦労から
解放される事を考えれば、安いものです。

ベティが来てからというもの、
会員さんにとっても、わたしにとっても、
ますます便利に快適になっていくエイジャ。

最近は、普通免許にうつつを抜かし、
日記の更新さえもさぼっているわたしは、
エイジャにとって
自分の存在が、なんなのかさえ分からず震えています。


2006年06月02日(金)21:41 
今日、路上教習中、教官に、
「歩行者を避けようという意思が
全く、感じられない」と言われ、
ショックを受けました。

まさに脳天をかち割られるほどの
衝撃でした。

別に、教官に叱られたことがショックだったわけではなく、
実際に、そうだったからです。

歩行者がいても、
「ま、避けてくれるだろう」って
オートマティックに、自分勝手に考えてしまうんですよね。

これは、引きこもり生活が長く、外の世界に疎くなってきた為なのか、
わたしが生来的に持っていた欠点なのか、
それとも、その両方なのかは、分かりませんが、
これではいけません。

そんな自分を改善しなければ!

そう決心致しました。

カップル喫茶店長、
現在、教習所で一生懸命、
『人生』ってやつを学んでおります。


2006年06月02日(金)01:09 
三十路を優に過ぎてから普通免許を取る事にしたわたしも、
どうにかこうにか、なんとか仮免を取りことが出来、
昨日から、路上研修!

学科の授業において、
事故を起こしてしまった場合、
これまでの人生を一変させてしまう程の責任を負うと知り、
かなりひるんでしまい、
「やっぱり免許取るのやめよかな」と思ったりもしましたが、
しかし、路上に出ております。

路上。

そこには、厳然としたルールがあります。

いわゆる、『路上のルール』とやらが。

これからは、机の上で学ぶだけではなく、
実地で路上のルールを体感するのであります。

それにしても、
校内教習が終わっていきなり、
自分で路上を運転すると知り、ちょっとびっくり。

2軍から上がったばかりの高卒ルーキーが、
いきなり巨人戦の先発を言い渡された時の心境に
近いものがあるのではないでしょうか。

いや、野球だったら、そんな時は、
「これまでやってきたことを信じて、
自分のピッチングをすればいいんだ!」
そう自分に言い聞かせることが出来ますが、

「自分の運転をすればいい!」
そんなおこがましいことが言えるはずもない初心者は、
ただ緊張するばかりでございます。

でも、教官に叱られながらも、
なんとか頑張ってるけなげなわたし。

横浜駅周辺でそんなわたしの姿を見かけたら、
是非、皆さん、手を振って下さいね。

もし、教官に、
「だれ?知り合い?」と聞かれたら、
「ええ。変態友達です」と言おうかと思ってます(笑)。

過去ログ
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年



HOME