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Yokohama Couple's Cafe aja

店長の日記です。
素敵なカップルさんに囲まれた、涙あり(あるのか?)、笑いありの
私の日常のひとコマをお伝えできたらと思っております。

2006年10月31日(火)23:10 
2006年に入ってから、
怒涛のビッグデーラッシュでしたが、
今月、今年初めてとなる、
『ノービッグマンス』となってしまいました。

※ビッグデーとは、ひるわけ参加カッポーが
10組以上だった日を言います。←久しぶりの言葉だから注釈いれました。

今日は10月最後の日で、
まさかの奇跡が起こるか!との期待も膨らむ程の、
昨日からの予約の伸びだったんですけどね〜。残念。

でも、
10月は、色々と考えさせられた月でした。

一時期は、
自分のしていることに自信を失くしそうにもなりましたが、
原点を思い出すことで、元気を取り戻しました。

その原点とは、ひとことで言えば、やはり、
「お客さんの喜ぶ笑顔がみたい!」ということ。

つまらなそうに帰られてばかりじゃ、
やっぱり仕事はつまりません。

今年も残すところ、あと2ヶ月。

全力で突っ走るぜ!

っていう訳にはいかないけど(笑)、
ぼちぼち頑張らせていただきまんがな〜。


2006年10月29日(日)20:11 
そのあらゆるジャンルに精通した該博な知識から、
平成のレオナルド・ダヴィンチの異名を持つ、
『博士&コロ』の『博士』さんより、
本日、メールをいただきました。

そのメールによると、
どうやらエイジャ4号、正式名称FTR223は、
マニア向けのバイクだそう。

どうりで乗りづらいわけやで〜。

でもなんで三十路デビュー新米ライダーのくせに、
そんなバイクを選んでしまったのかは、
わたしにもよく分かりません。

つーか、
分かってたら選ばないっちゅうの!

博士さんからは、
エイジャ4号のうまい乗り方を教わったので、
しばらくの間は頑張って乗ろうかと思うのですが、
現在、わたしの頭の中では、
あるメロディー流れています。

バ・イ・ク・を・う・る・な・ら♪
ゴー♪バイクオー♪

えみりちゃんが呼んでいます。


2006年10月28日(土)21:01 
バイクって
やっぱりおいらには向いてないのかな〜。

3速から2速、2速から1速への減速チェンジが苦手で、
ガク〜ン、キュルルーってなってしまうことも。

その度に、
気恥ずかしい思いをすることになるのだ。

今日は、右折待ちをしていて、
「さあ!発進!」というところで、
エンストしてしまい、焦った、焦った。

考えてみれば、
いや、考えてみるまでもなく、
わたしの生活には250CCの排気量は
必要ないのではないだろうか。

その答えが出るまでは、
一応、練習しようかと思います。

それにしても、
この辺は、車も信号も多すぎ(>_<)


2006年10月28日(土)02:51 
朝、晩すっかり冷え込んできました。

今週から、新しい布団を使っているのですが、
これがなんとも言えず、いい感じ!

これまで使っていた布団は、
ゴミ袋に入れて全部まとめて捨ててしまいました。

だって、
エイジャのフロント奥の押入れに入れてあったんだけど、
なんだか、
目には見えない微生物たちの楽園になっているような雰囲気が
びしばし伝わってくるんですよ、あ〜た。

一瞬、全ての布団に布団乾燥機をかけて、
無差別大量殺微生物、ホロコーストの暴挙に乗り出そうかと思ったけど、
ちょっと可哀想になってね。

っていうのは、もちろん冗談。

ただ単に、
全部に布団乾燥機をかけるのが面倒くさかっただけ。

もう3,4年も使ってた代物だから、
十分でしょ。

でも、新しい布団のあまりの快適さに、
ついつい布団の中にいる時間が多くなり、
オープン前に、急いで掃除をしているのでした。


2006年10月26日(木)22:17 
日本ハム優勝おめでと〜!

正直、日本ハムがパリーグを制覇するとも思わなかったし、
まさか、中日を破って、日本一になるなんて
夢にも思わなかった。

やっぱり新庄の持つ雰囲気が、
みんなの潜在能力を引き出したって
ことなんでしょうね〜。

新庄の涙に、
わたしも何故だか分からないけど、
思わず、もらい泣き。

そして、そんな新庄の持つパワーにあやかろうと、
わたしはちゃんとした下着をはく事を決意した次第であります。

新庄、感動をありがとう!


2006年10月25日(水)16:52 
エイジャ4号は、
オフロードタイプで、
排気量は250ccクラスのバイク。

車体も軽く、初心者向けかなって思って買ったのですが、
これが教習所のバイクと違って、
乗りづらいのなんのって。

1速で走ってると、
エンジンの振動が車体全部に広がって、
乗ってるわたしもブルブル震えるんですよ。

もしも、わたしが『イクイク病』だったら、
1秒間に1回絶頂に達してしまっていることでしょう。

※ちなみに、イクイク病とは正式名称『持続性性喚起症候群』。
これは日常のちょっとした刺激、例えば、肩を叩かれただけというような刺激で、
ビクン!とオルガスムスに達してしまう病気で、
現在、有効な治療法がない、不治の病です。詳しくはこちら

で、バイクに詳しいエイジャの会員さんに聞いたら、
タイヤが悪いそうで、
エイジャ4号のタイヤは林道とか走るのに適していて、
一般道だと走りづらいとのことでした。

バイク屋のお兄ちゃんは、
「待ち乗りでもいい感じですよ!」
って言ってたのに!

わたしの生活圏には林道なんてないし、
今後も行く機会はほとんどなさそう。

だからタイヤを替えないといけないのです。

じゃないと、
いつもローターを股間に忍ばせているようなものです。

癖になったら困りますよね(笑)。


2006年10月24日(火)15:15 
昨日は、
わたしにとってはかなりの早起き、
7時起床。

これは、普段7時に起きて会社に行っている方が、
4時に起きるようものです。

でも、
晴れて新米ライダーデビューできるのだと思えば、
寝不足だってへっちゃら、へっちゃら。
物の数ではありませんよ。

ということで、
前の晩11時に就寝し、睡眠時間8時間ほどで、
わたしは二俣川へと。

二俣川の試験場へは8時半頃に到着し、
それから、学科・技能免除のDカウンターで受付を済ませました。

この後写真撮影があるのですが、
それは10時からでしたので、まだ1時間以上あります。

わたしは腹ごしらえをしようと思い、
試験場の食堂に入りました。

食券制なので、わたしは券売機の前に並び、
「そばとうどん、どっちにしようかな。
よし決めた!たぬきそばに、たまご入れるぞ!」
とそんなことを考えながら順番を待っていました。

そして、並びながら、
前の人が何を食べるのかチェック!

でも、なんとも不思議な事に、
みんながみんなカレーを選択するのです。

わたしは、
「よくもまあ、朝からカレーだなんて」
と思いながら、順番待ち。

そして、わたしの順番になり、
財布から500円玉を出し、それを券売機に入れました。

その瞬間、
何故みんながカレーを選んでいたか
即座に納得。

カレーにしか赤ランプが点いていないのです。

朝早い時間だったせいか、
カレーしか売ってなかったのです。

他に選択肢はなし。

それで、仕方なく、
わたしもカレーにしたのですが、まずいのなんの。

窓際の席に座り、
まずいカレーを食べながら、周囲を見渡すと、
やはり、みんながみんな、うつむきながら、
まずそうにカレーを食べていました。

とても一体感のある、心温まる光景でした。


2006年10月23日(月)18:35 
今年の2月に原付免許、
それから5ヵ月後の7月に普通免許、
そして本日、
普通自動二輪免許を取得しました〜!

実は普通免許の教習を受けている時から、
「バイクって楽しそうだな。おれにものれるかな」って
バイクの教習を受けている人たちを
憧れの眼差しで見つめていたのでした。

でも、臆病者のわたしは、事故への恐怖が先立ち、
なかなか一歩踏み出すことが出来ず。

しかし、こんな時に頼りになるのが、
エイジャの会員様方!

バイクのことに詳しい会員さん達に、
わたしのような者がバイクの免許を取ってもいいものか、
色々とご意見を伺って回ったのです。

「バイクは楽しいから絶対取った方がいいよ〜」
と言って下さった方から、
「もう会えなくなるのは寂しいから絶対やめて!」
と涙ながらに、引き止めようとして下さった女性まで、
様々な反応をいただきました。

そして、色々と考えた末、
普通免許を取ってから2ヵ月後の先月、
わたしは、再び、教習所の門を叩いたのでした。

しかし、
バイクの教習は楽しかったな〜。

初めて教習車であるCB400にまたがり、
それを発進させた瞬間は
あまりの感動に、思わず顔がにやけてしまった程。

それに普通免許の教官よりも、
バイクの教官の方がフランクで愉快な人が多くて、
最初の教習から最後まで、
ほんと楽しく習う事が出来ました。

そして昨日は卒業検定で
普通自動二輪の受験者はわたしを含めて4人いたのですが、
その中で合格したのは、なんとわたしだけ。

かなり意外な結果でした(笑)。

だって、だってね、
元来、極度のあがり性のわたしは、
検定前から、ガクガク、ブルブルで、
乗車してエンジンをかけると、
ミラーを調整しないといけないのに、それを忘れ、発進。

すぐに「あ!」と気がついたのですが、
もう後の祭り。

「あちゃ〜いきなり減点かよ!」
とブルーな心でのスタートだったのです。

その後、2回もエンストしちゃうは、
検定中、教官に、
「後輪ブレーキをずっとかけたまま走ってるよ」って指摘されるしで、
もうやばいかと思ったのだけれど、
結果的には合格。

でも、担当の教官には、
「ほんとギリギリだったけどね〜」と笑われ、
「事故には気をつけて乗るんだよ」って念を押されました。

(言われなくても気をつけまっす)

そして今日の午前中、二俣川に行き、
免許証の書き換えに行ってきたのでした。

それにしても、
原付免許の時も、普通免許の時も、そして今回も、
わたしが免許証を交付された時は、何故かいつも雨降り。

わたしはここに、
何か不吉なものを感じているのであります。

ま!
とにもかくにも、
ここに新米ライダーが登場した事を
お知らせする次第なのでございます。

え?次?

大型二輪免許に挑戦しちゃおっかな〜(笑)。


2006年10月21日(土)23:32 
今日から
綾瀬はるかと亀梨和也主演の
『たったひとつの恋』スタート〜。

これって、
横浜周辺がロケ現場に使われていて、
エイジャのすぐ近くの伊勢佐木モール商店街もそのひとつ。

実は先月25日にお店をお休みにした日、
わたしはロケ現場に偶然遭遇していたのです!

出先から、夜11頃エイジャ周辺に戻ると、
なにやら伊勢佐木モール商店街のあたりが騒がしく、
「なんだ、なんだ?」とばかりに駆けつけてみると、
何故か屋台が出ていたのです。

「こんな時期に、しかもこんな時間にお祭り!?」
と一瞬思ったのですが、
周辺の雰囲気からすぐに何かの撮影と分かりました。

「むむむ。どんな有名人がいるんだ〜」と、
すでに出来上がっている人だかりを
興味津々掻き分け、前に出ると、
すぐに綾瀬はるかの、純粋無垢な顔がわたしの目に飛び込んできました。

「おお!」とわたし。

ドラマ『百夜行』で何度となく見た顔がそこにあり、
喜びに包まれました。

他にも有名人らしき若者がいたようなのですが、
テレビをあまり見ないわたしには分かりませんでした。
(ちなみに、亀梨君は背中を向けていたようで気がつかず)

やじうまの、わたしのような一般人たちは、
みんな一様に、偶然その場に居合わせた興奮に包まれているご様子。

そして一生懸命、
有名人をこの目に焼き付けようと、
背伸びをしたり、中には携帯カメラで撮影しようとして、
スタッフに叱られているものも。

でも、そんな光景を見ていたら、
わたしは少し空しくなって来ました。

一生懸命、綾瀬はるかを見て、
何になるのかと。

片や、今をときめく人気女優。
片や、ダークな仕事の店長。

彼女とわたしの人生は今後、
決して接点をもつ事はないでしょう。

そんな当たり前で明白な事実に、
わたしは突然、悔しさを抑えきれず、
「ちくしょう」と小さくつぶやき、
その場を後にしたのでした。

そして、今日テレビで
わたしが生で見たシーンをしっかりチェックした
お茶目なわたしでした。


2006年10月18日(水)17:44 
昨日、エイジャの店内で
想像だにできないであろう、
ありえないことが起こりました。

それは、エイジャの営業時間の中でも、
エアスポットと呼ばれる、
最も暇になりやすい時間帯である6時ごろのことです。

その時店内には
5時過ぎに飛び込みで入られた会員さんが1組個室にいました。

わたしがフロントの奥でくつろいでいると、
そのカップルさんの女性に、
「すみませ〜ん」と呼ばれました。

わたしが、
「はい。なんでしょう」と言うと、
その女性は、
「あの〜。今雨降ってるんですか」とのこと。

でも昨日は一日中秋晴れの日で、
雨なんか降るわけもありません。

(何んでそんなこと言うのだろう)
とけげんに思いながら、
「いや〜、降ってないと思いますよ。でも、なんでですか」
とわたしが聞くと、
その女性は、信じられない事を口にしました。

「水が上からポタポタ垂れて来るんです」

「え!!」とわたしはびっくり仰天。

「ほんとうですか!」と言うやいなや、
わたしはフロントを飛び出し、個室に向かい、
天井を見上げると、本当に上からポタポタと水が、
滴り落ちてきています。それも3箇所くらいから。

「さっきから、
いきなり水が垂れてきてびっくりしたんです」とその女性。

そりゃあびっくりでしょう。
カップル喫茶で遊んでいたら、
上から水が垂れて来ただなんて聞いた事がありません。
(下からはたまにあるけど・・・)

「大変申し訳ありません!
すぐ大家さんに電話します!」とわたしは言うと、
その場で、大家さんに電話しました。

大家さんはすぐに電話に出て、
わたしが、かくかくしかじかで緊急事態なんです!と告げると、
「分かりました!すぐ行きます!」と大家さん。

その言葉通り、
5分も経たない内に来てくれました。

結構頼れる大家さんです。

大家さんが来るまでの間、
先ほどのカップルさんには、大部屋に移動してもらい、
水が垂れてくる場所には、ゴミ箱を置いておきました。

水が垂れ、プラスチック製のゴミ箱に当たると、
ポン・・・ポン・・・ポポン・・・と小気味いいリズム。

しかしその光景は、
『貧相』という言葉以外表現しようがありません。

大家さんはそれを見て、
「あちゃ〜ひどいですね!
大変申し訳ございません!すぐ上にいって原因を調べてきます!」
と言うと、走って出て行きました。

大家さんは10分くらいして戻ってきました。

「原因が分かりました。
上の階の洗濯機と水道の蛇口をつなぐところから、
水がずっともれていたみたいです。
もう水を止めて、雑巾で床をぬぐいましたので、
しばらくしたら、水漏れも止まるかと思います。
ご迷惑をかけて申し訳ございませんでした」
と言い、わたしに頭を下げると、
大家さんはお店を後にしました。

それから30分位経ってからでしょうか、
「ピンポ〜ン」とインターフォンが鳴りました。

モニターを見ると、
30代くらいの単独男性がひとり。
恐縮そうにその場に立ち、手には紙袋を持っていました。

「はい」とひとことだけわたし。

「あの、すみません!上のものでございますが!」とその男性。

水漏れの件をあやまりに来たのでしょう。

でも、
こういう場面にはあまり慣れていないわたし。

なんて言ったらいいのか分からないのです。

わたしはドアを開けると、
「あ。どうも」と恐らくは場違いのセリフを口にすると、
その男性は、
「ほんと、すみませんでした。
これつまらないものですが・・・」と言うと、
紙袋をわたしに手渡しました。

そして、
「最近、引越してきまして、
昨日は洗濯機を使っても大丈夫だったのですが・・・。
ほんと、申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げてその男性。

「いや、大事には至らなかったので大丈夫ですよ。
でも、その洗濯機、水道の蛇口に普通に取り付けたんじゃないんですか」

「そうなんです」

「それだと隙間から水が漏れてしまいますよ。
うちも最近、洗濯機を入れて、その時業者さんに言われたので、
ちゃんと洗濯機用の蛇口にしてもらったんです」

「あ。そうなんですか。どこに頼んだらいいのですか」

「うちはクラシアンにやってもらったんですけど、
8,000円くらいかかったので、
もしかしたら他の業者のほうが安いかもしれないです」

「分かりました。早速手配したいと思います。
ほんと、すみませんでした」とその男性は言うと、
もう一度、頭を下げ、エイジャを去っていきました。

こうして、エイジャ始まって以来の珍事、
『水漏れ事件』は幕が降りたのでございます。

それにしても、
不幸中の幸いというのはこういうことを言うんでしょうね。

もしも、混んでいる土曜日なんかに水漏れがあったら、
営業にも支障をきたしてしまったでしょうし、
もしも、店内に誰もいなかったら、
わたしは、水漏れに気がつくないまま、
次のカップルさんが来るまでの2時間以上を放置し、
ソファーや床は水浸しになってしまっていたことでしょう。

この日記は読んでいないかと思いますが、
昨日来てくれた飛び込みの会員さんには、
この場を借りて、感謝したいと思います。

どうもありがとうございました<(_ _)>


2006年10月16日(月)23:31 
土曜日の深夜のことでした。

その日は、
いつもベティと二人で楽しみにしているテレビ番組、
『ダイバスター』がお休みでした。

この『ダイバスター』は、
土曜の深夜に疲れ切っている心と体を癒してくれる、
そんな番組なのですが、
その日は別の番組がやっていました。

その名も、
『放送禁止5(ファイブ)』。

ベティが新聞を見ながら、
「ん?今日はダイバスター休みか。
どれどれ、放送禁止ファイブ?なんだか面白そう」と言うと、
テレビのスイッチを入れました。

わたしは、ベティが「放送禁止ファイブ」と言ったのを、
「放送禁止バイブ」と聞き間違い、
(相変わらずベティの奴はエロが好きなやっちゃ)
とそんな風に思いながら、
映し出されたテレビの画面を見ました。

番組の少し途中からだったのですが、
見ると、ひとりの20代前半と思われる女性が、
薄暗い部屋でうずくまっていました。

そして、時折、口から洩れる言葉は、
「死にたい・・・」という言葉のみ。

むっちゃ暗いドキュメンタリーで、
見ているわたしもどんよりしてきます。

このドキュメンタリー、
「しじんの村」という、生きる希望を失くした人達が励ましあい、
勇気付けながら生きていこうとする集まりを取材したものでした。

番組が進むにつれ、
「死にたい」とつぶやく女性のその理由も明らかになります。

その女性のハンドルネームは、「ハニコ」。

父と姉の3人の父子家庭に育ったのですが、
父による暴力がひどかったそうなのです。

毎日、酒を浴びる程飲んでは、
ハニコさんに暴力をふるう父。

そして、
そんなハニコさんを必死に守ろうとする姉。

そんな家庭に育ったのですが、
父は死んでしまいます。

それでほっとしたのでしょうが、
でも、抱えるトラウマはよほどのものだったのでしょう、
ハニコさんの姉は、『しじんの村』に入ったのです。

しかし、この村で、
いつもハニコさんをかばい、守ってくれたお姉さんが、
遺書を残して、自殺してしまうのです。

生きる支えを失ったハニコさんは、
姉と同じところで死にたいということで、
この村にやってきたのです。

わたしはあまりに暗いドキュメンタリーに、
「ベティしゃ〜ん。おれ、こんな暗いテレビ初めて見たよ」
とベティに言いました。

ベティはその暗さが耐え切れなくなったのでしょう、
フロントを出て、キッチンに行ってしまいました。

それからは、わたしひとりで、
この暗いドキュメンタリーに耐えなければ、いけませんでした。

しかし、番組が進むにつれ、
ハニコさんの心にほんの少し光差しかかります。

それは、ハニコさんの姉が『しじんの村』にいた時からいる、
『Sカルマ』というハンドルネームの青年の存在です。

その青年は、自分の存在理由に悩みこの村に来たそうですが、
ハニコさんの姉とは、色々とお互いの悩みを打ち解けあった仲だったようで、
その時の思い出をハニコさんにする内に、
ハニコさんの心は徐々に開かれていき、
笑顔まで取り戻していったのです。

わたしは、
よかったね〜ハニコさん、
と心の中で思いました。

しかし、
更なる悲劇が容赦なくハニコさんを襲いました。

そのSカルマという青年も、
自殺してしまったのです。

わたしは衝撃的な展開と恐さに、
ブルブルと震えそうになりました。

こんな可哀想なことが世の中にあっていいものかと
この世の理不尽さを痛烈に感じました。

それからハニコさんは、また自室に閉じこもるようになり、
そして、ある晩自殺未遂をしてしまいます。

この自殺は、
それを予期していた「しじんの村」の仲間に止められます。

ハニコさんは泣きじゃくりながら、
「死なせて〜!
わたし何がなんだか分からないよ〜!」と叫びます。

そして次の朝。

ハニコさんは一通の手紙を残し、その村を去ります。

それには、
「頑張って生きていこうと思います」と書かれていました。

このドキュメンタリーは、
ここから2年後になります。

そして、
「これまでの映像はハニコさんが行方不明で肖像権の関係もあり、
放送できませんでしたが、今回、ハニコさんからスタッフに連絡があり、
会うことが出来ました」みたいテロップが流れました。

そして、アルバイトで頑張って生計を立てている
元気になったハニコさんが出てきました。

わたしは、
あんなことがあったのに生きていくハニコさんはすごいもんだと
感心してしまいました。

そしてあれからの「しじんの村」はどうなったのだろうと
疑問に思っていたら、
映像は現在の「しじんの村」になりました。

でも、実に閑散として、
人がいる気配がありません。

ナレーションでは、
ハニコさんが去った後に「しじんの村」は閉鎖されてしまったと。

その理由は、
ハニコさんが自殺した時も強硬に止めようとしていた、
「しじんの村」の主催者の男が自殺してしまったからだと。

なんて薄気味悪い話なんでしょう。

わたしは、
こんなことが現実にあったことが信じられなかったと同時に、
なんだかとても恐い気分に襲われ、気持ちが悪くなってしまいました。

しかし、この後テレビには、こんな文字が。

「この物語は全てフィクションです」

キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!


2006年10月15日(日)18:09 
8月、9月が
エイジャの歴史上類を見ないほどの盛況さだったせいか、
今月に入ってからの落ち着いた感じの入店状況が、
とっても暇に感じられ、
「もしかして、こんなに暇なのは初めてなのでは!」
と不安になり、
それで過去をひも解いて見れば、
例年並か、それよりもいいくらい。

ギャップによる印象とは
恐ろしいものです。

でも、ということは、
今月からガク〜ンとお客さんが少なくなっているということで、
例年並だからと言って、
あまり楽観視出来るという訳でもありません。

以前の日記で、
「調子のいい時には、その後の衰退の種が蒔かれやすい」
って書いたけど、
そう書いておきながら、
わたしは、せっせ、せっせとそんな種を蒔いていたのかも。

色々と心当たりもある分、
わたしは、秋の夜長に反省の日々を送っている次第であります。


2006年10月12日(木)13:10 
カップル喫茶をやりたい!というAさんから
初めて電話があった翌日、
再び電話がかかってきました。

Aさんのカップル喫茶をやりたいという情熱は
並々ならぬものがあり、
現在の仕事を捨ててでも、
どうしてもやりたいらしいのです。

そしてなんだか、まるで、
わたしに弟子入りをしたいかのような勢いを感じ、
わたしはちょっとたじたじ。

でも、残念ながら、
わたしは弟子は取らない主義なのであります(笑)。

それにしても、
カップル喫茶という仕事に憧れを持ってくれるのは、
とても嬉しい事です。

なんだか自分が、
すごくトレンディ(死語?)な仕事を
しているような気にさせてくれます。

Aさんはエイジャのことをとても褒めて下さるのですが、
でも、エイジャの事を振り返って考えるにつれ、
色々な方に助けてもらえた幸運に感謝をせずにはいられません。

カップル喫茶の雰囲気というものは、
店長ひとりの力ではどうにもなるものではなく、
お客さんと一緒になって作り上げるもののような気がします。

そして、
このようにして出来た雰囲気を維持する為に、
お店のスタッフが注意をしたり、
時には非情な決断を迫られることもあり、
お店に足を運んでいただいた方誰もが
お客さんという訳ではないというところが、
カップル喫茶という商売の特徴なのかもしれません。

そして、
いいお客さんに恵まれ、いいパートに恵まれれば、
店長がぐうたらで怠け者であっても、
とりあえずのところ、大丈夫みたいです(笑)。


2006年10月09日(月)20:27 
私としたことが、
経営判断を誤ってしまったのかもしれません。

今月にシステムを変更してから、
まだ1週間ちょっとなのですが、
でも、なんとなく、
今回のシステム変更は
お客様のニーズに合っていなかったような気が・・・。

今日は数組のカップルさんが
ひるわけから夜の部に延長滞在されたのですが、
皆さん、追加料金のシステムを知らずに延長されているようで、
それでお金をいただくのも忍びなくって、
結局、いただきませんでした。

これから週末の夜の部でも、
多くの方が楽しんでいる最中に、
「はい。終了〜!」という事態が多くなりそうですし・・・。

子曰く
「君子は、過ちては、すなわち改むるに憚ることなかれ」

君子は、間違いに気がついた場合、
すぐに改める事を躊躇してはいけません。

それで、
お騒がせして申し訳なかったのですが、
今回のシステム変更はやめにします。

それでは皆さん
これからもよろしくお願い致しますね。

追伸:
「誰が君子だよ!」っていうつっこみはやめて下さいね。


2006年10月08日(日)21:22 
つい昨日の出来事。

エイジャに見知らぬ人から
突然電話がありました。

とは言っても、
エイジャも一応はお店なので、
見知らぬ人から突然電話があるのは
当たり前。

知り合いからしか電話がないのでは、
お店は潰れてしまいます。

でもその電話の方が少し変わっていたのは、
わたしが電話に出ると、
「あの〜、○○○の○○ですが」と
突然、住んでいる地域とお名前を名乗ったこと。

カップル喫茶というお店の性質上、
初めての方の問い合わせで、
いきなり、住んでいる地域とお名前を言う方はいらっしゃいません。

わたしはてっきり間違い電話と思い、
「あの。すみません。
うちはカップル喫茶なのですが」と言うと、

「いいんです。分かってます」とその方は言い、
そして続けて、
「あの〜、わたし今度カップル喫茶をオープンしようと思うんです。
それで、そちらのカップル喫茶が理想的だと思い、
色々と聞きたくて電話したのです」と。

なんとお目が高い方!(笑)

ここ横浜から、遠く離れている地域に住んでいる方なのに、
このHPを探り当て、そしてエイジャの良さを見抜いてくれるとは。

わたしの心はとてもくすぐられました。

お店も忙しかった事もあり、
その人とはあまり話すことも出来なかったのですが、
でも、最近では
カップル喫茶を新しく始めようという人は、
少なくなりましたよね。

今ではハプニングバーの方が
恐らくお店の数は多いと思いますが、
それでも、一時期の出店ラッシュは
幾分収まったようです。

それにしたって、
こんなマイナーな世界でありながら、
今でも全国各地に毎年何店舗かは
新しいハプバー、カップル喫茶が出来ていることに、
わたしはカップル喫茶店長の身でありながら、
少し驚いています。

いや、もしかしたら、
これは日本だけの現象ではないのかもしれません。

つい先日、
ブックオフに行った所、
『セックスとニューヨーク』という本が置いてあり、
わたしは思わず買ってしまったのですが(笑)、
その本にはアメリカ版のカップル喫茶のことが書いてあり、
結構、流行っているみたいなのです。

わたしがなるほどと思ったのは、
主人公が行ったお店はもう15年も営業しており、
「このお店が15年も続いたのは、"慎重"であったからだ」
とお店の主人が言うのです。

わたしもどちらかと言えば、
慎重に営業してきたのではと思います。

あまり冒険することなく、
お客さんに最高の楽しみを与えるよりも、
どれだけ安全に楽しんでもらえるかを優先してきました。

ということで、
あと11年頑張るかもしれません(笑)。


2006年10月02日(月)20:06 
今日は午前中にエアコンクリーニング業者さんに来てもらい、
大部屋、個室、フロントのエアコンの計3台、
まとめて綺麗にしてもらいました。

人の出入りが激しく、
煙草を吸われる方も多いので、
それは、それは、汚れてしまっており、
クリーニングの際に排出された水も、もう真っ黒。

これからの季節、どんどん寒くなっていきますが、
皆さんもご存知の通り、
カップル喫茶というお店の性質上、
寒いと商売になりません(笑)。

なので、夏よりも冬の方が、
エアコン稼働率が高くなります。

というか営業中はフル稼働。

でも、新品みたいにとっても綺麗になり、
冬への準備も万全!

煙草のヤニ臭さやかび臭さも取れたかと思いますので、
皆さんご安心して、
思いっきり息を吐き、吸い込んで下さいね♪


2006年10月02日(月)01:18 
ディープインパクト残念でしたね。

わたしのミーハーアンテナが
世間のざわつきを受信し、
わたしは、にわか競馬ファンになって、
テレビの前に釘付けとなったのですが、
ほんとあっと言う間の出来事でした。

勝って欲しかったな〜。

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