昨日の夜の部は、深夜0時にお客さまも引け、 その日、それまでの間、ほとんど何も口にせず、 すっかりお腹を空かせていたわたしは、 久しぶりに、『自由軒』へと足を運びました。
『自由軒』とは言っても、 恐らくはここ1年以上、 この日記の話題にあげたことはなかったので、 最近の会員さんには、分からないですよね。
そんな方々に、 「自由軒を知りたかったら、 過去の日記から探して読みやがれぃ!」 などとはわたしは言いません。
わたしは、 一応(あくまでも一応ですが)、 皆様の間では、優しいマスターで通っているのではないかと、 自分勝手に思っております。
実際のところは、どんだけ腹黒でも、 イメージ戦略の一環として、 できるだけそう思われるように、努力をしております。
なので、 簡単にですが説明させていただきますね(^_-)-☆
自由軒は、とっても美味しい中華料理屋さんです。 (特にチャーハン)
このお店については、 エイジャの会員さんに教えてもらいました。
場所は、エイジャから徒歩5分から10分のところにあり、 お店自体は、カウンター席4席と、 その後ろには、通路が狭いので、 向かい合って座ることが出来ず、 二人座ればきつきつのテーブルがふたつの、 つまり、8人入れば満席の、実に狭く、小さいお店です。
はっきりと言ってしまえば、 小汚く、貧相なお店なのですが、 知る人ぞ知る、絶対の美味しさを誇るお店なので、 深夜0時前後には、飲み終えたサラリーマンや、 水商売の人達で、ほとんど常に満席なのであります。
昨晩も、わたしが行った時は満席で、 5分ほどではありますが、待たされました。
そして、昨日わたしは、 初めて、『天津チャーハン』を注文しました。
天津チャーハンは、その名から想像できる通り、 天津丼のご飯がチャーハンというしろもの。
でも、じつはこの天津チャーハン、 自由軒のメニューには一切書かれていないんですね〜。 (もちろん、天津丼とチャーハンは書いてあります)
いわゆる、裏メニューっていうやつです。
では、いかにして、わたしは、 この天津チャーハンを知るに至ったかと言いますと、 これまた、エイジャの会員さんからであります。
『やすとも』さんというカップルさんでして、 やすともさんに自由軒の存在を教えたのは、 もちろんわたしなのですが、 以来、エイジャに来た時は、 必ず自由軒に寄ってから帰るほどの、 自由軒フリークになり、 そんなやすともさんが、ある晩、 二人で仲良くチャーハンとラーメンを食べていると、 後から来た、恐らくは常連さんであろう方達が、 立て続けに、 「天津チャーハン」 「天津チャーハン」 「天津チャーハン」 と注文したのだそう。
そんな聞きなれない言葉を耳にした、やすともさんは、 きっと、それまでは勢いよく動かしていた箸を止め、 「ん?」 と思い、気にかけていたのでしょう。
その日から何週間か経って、 エイジャに来た日の帰り際、 「今日は天津チャーハンに挑戦するつもりなんですよ」 と、それを知ったいきさつも交え、 嬉しそうにわたしに語ってくれました。
そして、その後またエイジャに来た時に、 「天津チャーハン、すごくうまかったです。 自由軒のメニューで一番美味しいような気がします」 と教えてくれたので、 わたしも、いつかは食べねばと思っていたのです。
そして、ようやく昨日それが実現したのですが、 これが、まじでうまい!
どうして今まで、 伸ばし、伸ばしにしてきてしまったのか、 正直、そう後悔するほどに美味しかったのです。
そんなわけで、 わたしは決意しました。
「自由軒の天津チャーハンを愛する会」 を作ろうと。
ただいま、会員募集中でございます。
天津チャーハンを食べたい人は、 お気軽に、わたしに聞いてくださいね! |