今月、 免許の更新のはがきが届きました。
早いもので、 免許を取ってから、 もう3年目なんですね。
早めに更新をしに行こうと思い、 いつがいいかなと、 予約カレンダーを確認したら、 あさっての24日、 クリスマスイヴの日がお店も休みなので、 その日にすることにしました。
カップルさん達のお店、我らがエイジャも、 カップルさんの大祭典である、クリスマスイヴは、 何故だか暇なのです。
でも、別に悔しくはありません。
というより、クリスマスイヴは、 とても喜ばしいことです。
老いも若きも、 じつに多くの独身男女が、 この日に向かって、カップルになろうと努力するので、 全国的に、エイジャの潜在顧客が大発生するシーズンなのであります。
クリスマスさまさまです。
さて、 話は戻って、免許の更新の話です。
行く日は決まったのですが、 でも、困ったことがありました。
それは視力です。
2年半前に取ったときは、 裸眼でも平気だったのですが、 最近は、遠くの文字が読みづらく感じていました。
なので、わざわざ二俣川まで行って、 もしも、視力検査で落ちたら嫌だなと思い、 お店を開ける前に、 伊勢佐木モールにある眼鏡屋さんへ 視力を測ってもらいに行きました。
眼鏡屋さんに入り、 とりあえず、選り取りみどりのフレームを見ていると、 すぐに、20代前半と思しき、 可愛らしい、女の子の店員が寄ってきました。
「メガネお探しですか」
「ええ。そうなんです。 メガネって、だてメガネしかかけたことないのですが、 こちらで、視力を測ってもらうことはできますか?」
「ええ。できますよ。 それでしたら、あちらへどうぞ」
そして、店員さんは、 お店の奥にある、視力測定器へと、案内してくれました。
「免許の更新かなにかですか」
わたしはそう質問され、 (ああ、同じような人が、 たくさん、眼鏡屋さんを訪れるのだな)と思いながら、 「そうなんです」と答え、 そして、 「免許の更新には、 視力はどのくらいあればいいんでしたっけ?」と尋ねました。
「両目で0,7以上ですね。 じゃ、とりあえず、測ってみましょう」
そう言われ、 測定器の前の、イスに座らされました。
ひらがなを読んだり、 お決まりの、円の穴が空いている方向を言ったりするのを、 何度も繰り返したあと、結果が発表されました。
両目で0,5でした。
高校生まで、 テレビゲームを何時間やっても、 本をたくさん読んでも、 ずっと、視力が1,5だったのが、 わたしのちょっとした自慢でした。
そこまで落ちていたかと、 少しがっかりもしたのですが、 でも、やっぱりなという思いもあり、 素直に現実を受け入れることができました。
そして、メガネを作ってもらうことにしました。
とりあえず、その場ですぐに わたしの目に合うレンズをつけたメガネをかけたのですが、 その瞬間、周囲のあらゆる物や文字が、 鮮明に、クリアーに見えて、すごく感動。
思わず、 「おお。すごい」 と言葉を発してしまいました。
そして、その後、メガネのフレームを選び、 それから少し経って、自分のメガネを取りに行き、 その場でかけ、外に出たのですが、 普段見慣れている景色が、全く違うものに見えるほど、 別世界に感じました。
メガネ、おそるべしです。 |