現場の声・その2
前回のコラムでは、
「エイジャのマナーとルール、
遊び方は、
現場の声を反映した、
具体的かつ実際的なもの」
ということを書きましたが、
とはいえ、
一口に現場の声とはいっても、
それは一様なものではなく、
多種多様なものなんですよね。
そして、
現場の声は、しばしば、
相矛盾するものでもあったりします。
例えばですが、
お客さまの趣味趣向として、
積極的に気の合うカップルさんと
会話を楽しみたい方もいらっしゃれば、
なるべく静かな雰囲気で、
ムードを楽しみたいという方もいらっしゃいます。
トラブルなく営業していくためには、
このような相矛盾した、
現場の声を、
なるべく矛盾のない形で、
マナーとルール、遊び方に
反映させていくことが必要になります。
そうしないと、
一部のお客さまが
とても楽しまれている一方、
ほかのお客さまは、
なんともいえない複雑な気分を抱え、
もんもんとしてしまうという事態が、
頻繁に起こってしまうんですよね。
そのような事態を
なるべく避けるために、
(時と場合によっては、
仕方のないケースもあります)
マナーとルール、遊び方を
設定させていただいております。
でも、
マナーとルール、遊び方を、
お店側が設定したとしても、
それを、
ご来店くださったすべてのお客さまに、
誤解のないようにお伝えし、
納得していただくことは、
とても難しいことでもあったりします。
その一番理由は、
「カップル喫茶遊びとは、
こういうものだ」
という先入観ではないかと、
感じております。
先入観がありますと、
エイジャのマナーとルール、遊び方が、
うまく伝わらないんですよね。
そうしますと、
自分の遊び方を、
エイジャの遊び方に合わせようとするのではなく、
自分の遊び方に合うように、
エイジャの雰囲気を変えてしまうという、
遊び方になってしまったりします。
そのような遊び方をされますと、
遅かれ早かれ、
ほかの方からわたしの元へ、
クレームが来てしまうことになるんですよね。
というのも、
エイジャのマナーとルール、遊び方は、
現場の声を反映して
できあがったものなのに、
それを無視した
遊び方になってしまっているからです。
そうならないためにも、
エイジャのマナーとルール、遊び方は、
現場の声を反映しているものと、
ご理解いただくことが、
とても大切だと思います。
皆さまが
嫌な思いをすることなく、
楽しいひと時お過ごしいただけることを
いつも願っております。