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初めての方への、
わたくしマスターからのちょっとしたアドバイスや、
カップル喫茶への理解が深まるコラムなど。
会話について・その3
2024年、1本目のコラムは、
「会話について・その3」
を書きたいと思います。
本当は、
去年書くつもりだったのですが、
伸び伸びになってしまいました。
「会話について」のコラムを
また書こうと思った理由は、
去年、沢山の方から、
「ここ(エイジャ)は、
会話をしたらいけないんですよね」
と言われたからです。
それはまったく誤解なのですが、
でも、
そう思われても仕方のないことだと
思っております。
というのも、
会話をしてはいけない、
というわけではないのですが、
自由に会話ができる
スペースがないエイジャでは、
なるべく会話を控えていただく
シチュエーションというのは、
確かにあるからです。
特に、お客さまが多いときには、
その傾向が強まります。
会話をなるべく控えていただく
シチュエーションといたしましては、
以下の2つがあります。
@オープン後、
しばらくの間の前半の雰囲気
Aほかのカップルさんが
エロスの雰囲気を漂わせているとき
@ですが、
エイジャでは、
カップル喫茶初めてのカップルさんでも、
安心して非日常の刺激を楽しんでいただけるように、
まずは、
相互観賞からの雰囲気作り
ということを大切にしているために、
前半は、
なるべく会話は
控えめにしていただいております。
前半において、
すでに顔見知りのカップルさん同士で、
仲良く会話をされてしまいますと、
非日常的なムードが
損なわれてしまうことが
あるんですよね。
そういうわけで、
原則として、
前半はなるべく
会話は控えめに、
お願いしております。
Aですが、
ほかのカップルさんが
エロスの雰囲気を漂わせているときに、
会話で盛り上がってしまうことは、
そのカップルさんに対して、
礼を失することになることもあるため、
会話はなるべく控えめにしていただいております。
ほかのカップルさんが
エロスの雰囲気を漂わせているときに、
その雰囲気に合わせて、
相互観賞をすることは、
カップルさんそれぞれの関係性に敬意を払う
という意味合いもあるのですが、
ほかのカップルさんとの交流にしか
ご興味がない方の中には、
相互鑑賞をせずに、
会話に高じてしまったり、
(または、何もしなかったり)
という方も
たまにいらっしゃり、
それによって、
白けたムードが漂ってしまうことも
あります。
このように、
エイジャでは、
会話をなるべく控えていただく、
シチュエーションがあるのですが、
これは、
時間とお金を使って、
ご来店くださった皆さまが、
「自分たちは、
ここに居てもよいのだな」
と居心地よく
感じていただくための
配慮でもあります。
でも、時が経過し、
雰囲気が完全に熟したあとの
後半の時間帯は、
会話がしやすい雰囲気になります。
後半の時間帯でなくても、
相互観賞が一段落し、
皆さんでまったりしているときや、
お客さまが少ないときなどは、
比較的、お客さま同士、
会話をされても、
問題ないことが多いです。
ただ、その際には、
声のトーンや大きさ、長さに
気をつけていただくこともあります。
カップルさん同士、
会話ができるかどうか、
できたとしても、
どこまで会話が許されるのかは、
状況によって、
移り変わっていくものですので、
「このような状況のときは必ず大丈夫」
みたいなことは、
一概には言えず、
論理的かつ完璧な説明は、
とても難しく感じております。
( カップルさん同士、
気心知れた方しか店内にはいない、
という状況は除きます)
つまりは、
エイジャ遊びには、
曖昧なところがたくさんあるんですよね。
この辺のところが、
わたしだけでなく、
お客さまにとりましても、
判断に迷うときが多いかもしれません。
でも、
例え、不適当な状況において、
少しくらい話が盛り上がったくらいで、
鬼の形相で、
厳しくご注意を申し上げたり、
(優しくご注意をさせていただくことは
ございます)
ましてや、
出入り禁止にしたりする
だなんてことはありませんので、
あまり神経質に
ならないでいただけたらと思います。
ほかの方のエロスの邪魔に
ならないようであれば、
気の合うカップルさん同士、
会話もぜひ楽しんでいただき、
見聞を広めて欲しいと思いながら、
いつも営業させていただいております。
また、
相互観賞の雰囲気を楽しんだあと、
相互観賞から先に進むためのお誘いや、
お互いの趣味趣向の確認のための
会話に関しては、
いつでも問題はありません。
ただ、その際は、
周囲の状況をみて、
話し声が大きくなったり、
話があまり長くならないようにご注意くださいね。
以上、
「会話について・その3」でした。
会話が自由にできるスペースがないことから、
相互鑑賞の雰囲気をベースにした、
エイジャ独自の文化が生まれましたが、
全ての方にとって、
優しい空間でありたいと思っております。