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Yokohama Couple's Cafe aja

店長の日記です。
素敵なカップルさんに囲まれた、涙あり(あるのか?)、笑いありの
私の日常のひとコマをお伝えできたらと思っております。

2008年09月30日(火)22:29 
やっぱり、1週間に1度定期的に休みがあると、
なんだか生活に、
ちょっぴりリズムがでてくるような気がして、
いい感じです。

でも、たった1日といえば、1日なんです。

貧乏性のわたしは、
できる限り満喫しようと、
あっちいったり、こっちいったりするものだから、
休みの日のほうが、断然に疲れます。

まあ、慣れてくれば、
自然に調節がきいてくるのかな。


2008年09月28日(日)19:12 
そして、つい先日、
『幸先生』に、HPのアクセスのページを、
少し変更してもらったのですが、
そうしたら、こっちの方が分かりやすいと、
地図もグーグルに変えてくれました。

そしてそれを、見てびっくり。

みなさん、
グーグルの『ストリートビュー』ってご存知ですか?

わたしも初めて知ったのですが、
なんと、地図が実写で表示されるんですよ。

しかも、航空写真ではなく、
その地点の地上からの目線で。

どうやってこんなの撮るのだろうと思ったら、
どうやら、車で実際に走行しながら撮っているみたいです。

この辺のところは、いくらIT企業の王者と言えども、
地道な努力が必要なんですね(笑)。

画面上の矢印をクリックすれば、移動もできて、
普段、歩きなれている土地をパソコンでなぞらえてみるのも、
なかなか面白し。

思わず、自分の姿がないか探してしまいました(笑)。

結構、暇つぶしになります。


2008年09月27日(土)22:06 
できれば毎日更新したいな〜、
なんてことを思いつつも、
気がついてみれば、1週間ぶりの日記でございます。

限られた生活の中で、
毎日書くのは、
なかなか難儀なものですのう。

昨日は、営業終了後に、
エイジャすぐそばの、
バー&グリル『セックル』へ行きました。

別に久しぶりではありません。

2,3日に1回は行ってますでしょうか。

そろそろ、バーカウンターでのしぐさも様になり、
和製リチャードギアの雰囲気を醸し出しているでしょうか(笑)。

最近のわたしのお気に入りは、
ジャスミン焼酎の水割り。

ほんと、もっぱらこれです。

いろいろなお酒を飲んで、
ついにここに落ち着いたか、
って感じです。

昨日は、マスターに、
「エイジャのHPって、
見やすくて、よくできてますよね〜」
とのお褒めのお言葉を頂戴いたしました。

わたしも、そう思います(笑)。

でも、別に自画自賛しているわけではなく、
最近はすっかり影は薄くなってしまいましたが、
現在でもエイジャの中で隠然とした権力を持つ、
エイジャのHP担当『幸先生』のおかげなのであります。

さかのぼること、今からちょうど4年前、
それまではエイジャのHPは知り合いの人に、
更新してもらっていたのですが、
珍しくわたしは一念発起して、
「これからは自分でHPを更新できなければ、
この世界で生き残っていけない!」と思い立ち、
それからというもの、
あくせくと知恵熱を出しながらも、
HP作成という大事業に取り掛かったのであります。

でも、すぐに暗礁に乗り上げました(笑)。

その頃の苦悩を日記にしたためていたところ、
救世主が光とともに出現し、掲示板に、
「わたし詳しいので、
分からないことがあったらなんでも聞いてくださいね」
との、ありがたいお言葉をいただいたのです。

その時の、救世主が幸先生でありました。

分からないことだらけだったわたしは、
すぐに幸先生に連絡を取り、
家庭教師をしてもらう約束を取り付け、
それからというもの、
時には、エイジャの店内で直接指導受け、
時には、メールでの通信指導を受け、
そして、4年の歳月の中で、少しずつ変化を遂げながら、
現在のようになったのでありました。

おかげさまで、
わたしにとってエイジャのHPは、
他に比べるものがないくらい、
世界で一番のHPなのであります。


2008年09月21日(日)22:58 
プロ野球に興味を失ってしまっていたら、
知らぬ間に、ジャイアンツが、
あれよあれよと連勝していたらしく、
今日、なんと首位に立ったとのこと。

まさにミラクルに近いのだろうけど、
長島監督の時と違って、
世間的にはあまり盛り上がっていないような気が・・・。

でも、プロ野球に限らず、
テレビの視聴率も、
軒並み伸び悩んでいるらしいです。

わたしの古くからの友人である、
テレビ関係者の『かず』くんも悩んでいました。

伊勢佐木モール商店街のマックの前、
以前は東宝会館があった場所も、
現在は更地になって、見渡しがよくなって、
コリアンクラブ『純愛』が丸見えであります。

わたし的には、
夜の世界に純愛なんてそうそうないだろうに、
こんなお店の名前を付けるセンスが、
結構、気に入っています。行ったことはないけど。

また、伊勢佐木モールの象徴でもあり、
その前で、『ゆず』が伝説的な演奏をしていたという『松坂屋』も、
来月、その長い歴史に幕を閉じます。

どんなにあがいても、逆らえないものが、
時代の流れというものであります。

エイジャは、そんな時代のうねりに逆らわず、
いかだで、波の上をすいすいと、上に行ったり、下に行ったりを繰り返しながら、
飄々と、航海を続けるような存在でありたいと思います。


2008年09月20日(土)22:14 
久しぶりに、
土曜の夜とは思えない静けさが漂う、
土曜の夜でございます。

おかげさまで、
『アイズ ワイド シャット』、
さくっと見終わっちゃいました。

うん、なかなか面白かったです。

これって、今をさかのぼる事9年前、
平成11年の作品で、
当時、この映画を観たある友人が、
「退屈でつまらない映画だったよ」
とこぼしていて、
他人の意見にすぐに左右されてしまうわたしは、
その瞬間、
「アイズ ワイド シャットは観る価値なし」
そう脳みそにインプットしてしまったのであります。

でも、もしかしたら、
いま観たから、面白いと思い、
9年前に観ていたら、
その友人と同じように、退屈だと感じていたのかもしれません。

いや、きっとそうでしょう。

物事を理解できるかどうかは、
頭の良し悪しというよりも、
タイミングというものが、
結構、ものを言うような気がする、今日この頃なのであります。


2008年09月19日(金)19:14 
今日のひるわけはとても残念なことに、
『ああ』さんの貸切で終わってしまいました。

肩を落としながら、エイジャを去っていく、
『ああ』さんの寂しげな背中を見ていたら、
「もっと、もっと営業努力しなければ!」
そう思いました。

そしてその後、入り口の黒扉に、
「ひるわけの受付は終了いたしました。
夜の部は19時からの営業になります」
との張り紙をすると、
バイクをかっ飛ばし、石丸電気に行き、
スガシカオのニューアルバム『FUNKAHOLiC』を買いました。

ほんとはそれだけの予定だったのですが、
レジに向かう途中に、
『アイズ ワイド シャット』のDVDが、
20%引きで売っているの発見。

まだ観たことがなかったので、
思わず衝動買いしてしまいました。

衝動買いは、
わたしの特技のひとつであります。

石丸電気を出たあと、
食事をしようと、『か代』へと行きました。

お客さんは、
わたしの他には誰もいなかったので、
ママと二人で楽しくお話をすることができました。

最近は、か代のママと話をするのが、
わたしの楽しみのひとつになりました。

人生経験が豊富で、
芯がしっかりしていて、
一本筋の通っている、明るいママと話していると、
多少の悩みや、落ち込んだ気分なんかは、
瞬く間に、雲散霧消してしまいます。

「人生一回きりなんだから、楽しまないとね」

なんていう、言い古された言葉も、
か代のママから言われると、
ほんと愉快な気分になります。

今日は、
あじの開き、納豆、たまねぎサラダ、冷やっこを食べましたが、
これで1800円は、安いと思いました。


2008年09月17日(水)23:58 
暇なときにユーチューブ巡りをして、
なんとなく、尾崎豊の『Forget-me-not』のライブ映像をクリックしたら、
思わず知らず、もの凄く感動してしまいました。

それがこれ。
http://jp.youtube.com/watch?v=julAELAKo-c&feature=related

歌手の人が自分の世界に入り、
あまりにも熱唱していると、
なんとなく冷めてしまうことも多いわたしなのですが、
これには、素直に感動。

なぜだか分からないけど、
目頭さえ熱くなりましたよ。ええ、柄にもなく。

尾崎豊って、もの凄く好き嫌いが分かれる歌手かと思うのですが、
嫌いだって人も、たまには尾崎の世界に浸るのもいいかもしれません。

脳科学者の茂木健一郎さんも言っていました。

「尾崎の歌を、自分には関係ないと言って、聴かないのは、
ちょっともったいない」って。

でも、だからと言って、
尾崎が好きで好きでしょうがない、
信者と言われる人は、
正直、わたしは苦手かな。

じつは、
尾崎信者に苦い思い出があるからです。

それは、わたしが20歳かそこらの頃でした。

悪友と二人で、新宿歌舞伎町で、
珍しく、ナンパにいそしんでいました。

なかなか引っかかることはなかったのですが、
1,2時間くらいして、
ようやく女の子の二人組と一緒に居酒屋に行くことに成功。

意気投合して、盛り上がり、
居酒屋をでると、なんとかなだめすかして、
わたしはその内のひとりの子を、
ホテルへと連れ込むことにも成功しました。

当時、とってもシャイなわたしでしたので、
これは、なかなかどうして、大金星でした。

心はこれ以上ないほどに、
舞い上がっておりました。

しかし、さあこれからという時です。

彼女は思いつめたような表情で、
「ごめん。やっぱり、初めて会った人と、
こんなことできない」と言いました。

わたしは、
(おいおい、それはないだろう)と内心憤慨しながらも、
「どうして?」
と優しく問いただしました。

すると彼女はこう言ったのです。

「天国にいる尾崎に恥ずかしい」と。

そしてそれからは、
自分がいかに尾崎を愛しているか、
まくし立てるように、語り始めたのです。

当時、尾崎が死んでから、
まだ数ヶ月しか経っていませんでした。

わたしは、彼女が熱く語っているのを、
「うんうん」と聞きながらも、
(あー、もうこれは今日はできないな)
と、ものすごい悲しみに襲われました。

そして、尾崎を憎み、
(尾崎のばっきゃろう!)
そう心の中で、ひとり叫んだのでありました。

青春時代の、
ほろ苦い思い出でございます。

ご静聴ありがとうございました。


2008年09月16日(火)15:19 
ここ最近のわたしの生活をひと言でいうならば、
『よく食べ、よく飲み、よく眠らない』

まさに生活習慣病というゴールに向かって、
無人の高速道路の追い越し車線を、
猛スピードで疾走している状態であります。

せっかく最高で13キロ痩せた体重も、
もう10キロほど戻ってしまい、
痩せていた頃に買った洋服が窮屈になり、
着れなくなってしまいました。

みなさまのためにも、
そろそろ次期店長候補をさがしておいた方が、
ブキャナンかもしれません。


2008年09月14日(日)20:52 
そういえば、
『ユーチューブ』の存在を、
すっかり忘れておりました。

わたしの拙い文章で、
スティーリーダンの『aja』の音楽の
素晴らしさを、いくら語っても、
『百聞は一見に如かず』でありますね。

興味がおありの方は、
実際にお聴きいただいた方が、
よろしいですよね。

こちらであります。
http://jp.youtube.com/watch?v=ocfR3CIPFJo

わけの分からない、
イメージ映像は無視していただいても、
よろしいかと思います(笑)。

この、なんて言いましょう、
さまざまな音が、折り重なりあい、くんずほぐれつしながら、
ひとつの世界を創り上げていくところが、
まさに、エイジャのイメージにぴったし。

静かな導入部で、
これからの未知なる世界への期待を抱かせ、
そこから徐々に盛り上がりを見せ、
そしてまた落ち着きを取り戻し、
再度、エクスタシーへと登りつめていき、
最後は、凄まじい、ドラムソロでフィニッシュ。

ほんと、エイジャのイメージにぴったしだな〜。

でも、エイジャの店内を思い浮かべながら聴くと、
感動も半減するような気がします(笑)。


2008年09月13日(土)18:16 
いま、ショッキングな出来事がありました。

なかなかどうして、
エッヘン<(`^´)>
と思える日記をしたためたのですが、
何の因果か、神様の計らいか、
どこかの世界に消えてしまいました。

ま、「よく書けた」
そう思ったのは、
わたしの自己満足だけで、
それは投稿しない方が身のためだぞという、
エンジェルからのメッセージなのでしょう。

そう自分を慰めながら、
土曜の夜の部の営業に挿入、
じゃなくって、突入しようと思います。

ああ(T_T)


2008年09月12日(金)15:39 
ごくたまにですが、お客様に、
「姉妹店を作らないのですか?」とか、
「チェーン展開をしましょう」とか、
半ば本気で、半ば冗談交じりに、
言われることがあります。

その度に、
「いや〜、その予定は残念ながらないですね〜」
と答えております。

でもじつは、
万が一、2号店をやらされるはめになった場合に備え、
ちゃっかり、名前だけは考えております。

その名も、
『Gaucho(ガウチョ)』でございます。

なぜ『ガウチョ』かと申しますと、
何のことはありません。

これもまた、
スティーリーダンのアルバム名なのであります。

『aja(エイジャ)』の3年後、1980年に発表された『ガウチョ』ですが、
世間的には、『エイジャ』がスティーリーダンの最高傑作とされていますが、
『ガウチョ』をNo.1にする人も多々います。

『ガウチョ』は、『エイジャ』からさらに洗練の度合いを上げ、
これ以上は無理と言えるほどに、磨き上げられたサウンドが特徴です。

まさに、これ以上、足すことも、引くこともできないほどに、
突き詰められた、完璧な音楽と言えるでしょう。

しかし、そのあまりの完璧さゆえに、
敬遠する人も多いのか、
『エイジャ』よりは評価が下がるみたいです。

でも、ここまで来ると、
後は好みの問題だと思います。

その日の気分によっても、
どの音楽がしっくりくるかも違いますし。

よく、
「無人島に1枚だけCDを持って行くとしたら?」
と言われることがありますが、
今でこそ、たぶん、日本の音楽を選ぶと思いますが、
スティーリーダンにはまっていたころは、
『エイジャ』か『ガウチョ』か散々悩み、
期限までに悩み、悩んだ末に、
もしかしたら、『エイジャ』ではなく、
『ガウチョ』を選ぶかもしれない、
とまあ、それほど、わたしにとっては、
両者は甲乙付けがたいものがあるのであります。

いつか、わたしの中で、
『エイジャ』に匹敵する構想ができたら、
『ガウチョ』を世に送り出したいな〜、
なんてことを夢想するのであります。


2008年09月11日(木)22:36 
『aja』という店名は、
ただ単に、わたしがスティーリー・ダンの、
同名の曲が大好きだからというだけで、
付けたわけではありません。
(って、まだ引っ張るか!)

そこには明確な理由がいくつかあるのです。

まず最初に、
アジアンチックなイメージのお店にしようと思ったこと。

次に、『aja』という曲は、
その導入部分を聴いただけで、
ふわーっと、別世界に連れて行かれるような感覚を、
聴くものに抱かせる曲だということ。

そして最後に、
スティーリー・ダンの『aja』の名前の由来に関係します。

このバンドのメンバーの一人の高校時代の先輩が、
韓国の女性と結婚して、その女性の名前が『aja』さんというのですが、
その『エイジャ』という名前の響きを聞いて、
すごく心を奪われる程の美しい響きを感じて、曲想を練ったそうです。

東洋の神秘的な美しさに対する畏敬を持ったそうで、
実際、アルバム『aja』のジャケットの表紙を飾っているのは、
国際的モデルの『山口小夜子』さんなのです。

そして、
ここがまた重要なのですが、
曲の中で、『aja』は、安らぎを表現するメタファーとして、
使われているらしいのです。

というわけで、
アジアンチックなイメージ、別世界、安らぎということから、
もうお店の名前は、『aja』以外にありえないとまで、
わたしは思ったのであります。

でも、お店をオープンする前に、友人などにそういう話をすると、
「えー。それちょっと変だよ。
アジャとしかみんな読まないって」
なんてことも、ちらほら言われました。

最初のHPを作ってくれた人も、
エイジャと読めるように気を使ってくれたのか、
『aja』ではなく、『a-ja』と『-』を付けていたので、
わたしは、
「『-』は消してください」と言わねばなりませんでした。

お店をオープンしてからも、お客様から問い合わせで、
「あのー、そちらは『アジャ』さんでしょうか」
としばしば間違えられ、
わたしはその度に、少しむっとしながら、
「いえ、『エイジャ』です」
と答えていたものです。

と不思議なことに、この日記を書いている途中で、
最近はほとんどなかったのですが、
もの凄く久しぶりに、
「『アジャ』さんですか」
と電話での問い合わせがありました。

わたしは、
「はい。そうです」
と優しく答えました。

この6年で、
どうやらわたしも丸くなったようです(笑)。


2008年09月10日(水)22:16 
『aja』の名前の由来が出たところで、
店名に関するエピソードをもうひとつ。

去年の12月頃のことです。

元スタッフの『ベティ』と食事をして、
エイジャへと戻る途中に、
近くにある占いの館に立ち寄りました。

以前から、
「こんな辺鄙なところに占いの館か」
と気にはなっていたのですが、
占いに特別興味のないわたしは、
それまでは敢えて入ろうとはしませんでした。

でも、その日はなぜか、
自分の商売運を知りたいという気持ちになり、
そうと決まれば、
すーっと吸い込まれるように、
その占いの館に、ベティと二人で入りました。

入ると、40代前後の
どこからどうみても神秘性とは無縁の、
普通のおじさんが、狭苦しいレジの中に、
ぽつんと一人で座っていました。

(うさんくさい、占い師だな)

わたしはそう思いました。

でも、占いなんて、所詮、
当たるも八卦、当たらぬも八卦です。

ま、遊びと思い、
占ってもらうことにしました。

占いを頼むと、
「じゃ、あちらへ」
と奥のほうに通され、
わたしとベティは隣同士に座り、
その占い師さんは、テーブルを隔てた向かい側に座りました。

いろいろと説明を聞いたあと、
姓名判断をしてもらうことにし、
わたしの名前を紙に書きました。

占い師さんは、字画を調べると、
それからは止まらない、止まらない、
カッパえびせんの勢いで、
わたしの性格傾向、商売運、恋愛運などを、
一気にまくし立てました。

わたしはそれを聞いている間中、
「ふ〜ん、そんなもんなのかな〜」
とあまり不意に落ちることはなかったのですが、
ベティは、しきりに、うんうんとうなずき、
「当たってる。当たってる」と言い、
時には、爆笑をしながら聞いていました。

そして、聞きたいことはすべて聞き、
もう帰ろうかなと思った時です。

わたしは、「あ!」と気がつき、
こう言いました。

「これって、お店の名前でも、
商売繁盛するかどうか分かるんですか」

「ええ。できますよ」と占い師さん

それからはわたしは紙に、『aja』と書くと、
それを占い師さんに見せました。

「エイ・ジェイ・エイと書いて、
エイジャと読むんですが・・・」

「はい。わかりました」

占い師さんはそう言うと、
また字画を調べ始めました。

そしてすぐに判明すると、
「いや〜、素晴らしい名前ですね〜」
とその占い師さんは、その日初めて見せる、
妙に驚きを隠せないような表情で、
感心しながらそう言いました。

「え!そんなにいい名前ですか」

「ええ。もう字画的には、
これ以上は望めないほどの、
運気を持った名前です」

わたしは自分の姓名判断の時には、
結構、否定的なことも言われ、
内心、むっとしていたのもあったのですが、
この言葉ですべてが吹き飛び、喜びに包まれました。

「『aja』という名前を付けて、
本当によかった」

心底、そう思ったのでありました。

ちなみに、その占いの館は、
潰れてしまって、今はありません。


2008年09月09日(火)18:06 
「『aja(エイジャ)』というお店の名前は、
どこから付けたのですか」
と尋ねられることがたまにあります。

確かに、
あまり聞きなれない響きではありますよね。

洋楽大好きの方は、
お分かりになるかもしれません。

『aja』とは、
1970年代に活躍した『スティーリー・ダン』というバンドが、
1977年に発表した、スティーリーダンの代表作と呼ばれている、
アルバムの名前であります。

わたしが初めて『aja』を聴いたのは、
今をさかのぼること14年前のことでした。

20代前半も前半の頃でして、
カップル喫茶の存在も知らない、
純粋でうぶで、でも、学校にはあまり行かない、
不真面目な学生だった頃の話です。

当時入っていたサークルに、
音楽がとても好きな後輩がいて、
洋楽なんてほとんど聴かないわたしは、
「なにかお勧めのCDがあったら貸して」
とお願いし、
そして後日手渡されたのが『aja』だったのです。

早速、家に帰って聴いてみたのですが、
正直なところ、最初は、
「う〜ん。なんだか退屈な音楽だな」
そんな感想しか持てませんでした。

でも、そんなに耳障りな音楽ではなかったので、
BGMとして、毎日、流していました。

そして、ある日のことです、
何気なく聴いていたら、
そのスティーリーダンの音楽が、
す〜っと自然に、体の中に入ってきたような感覚がすると、
「なんて素晴らしいんだろう!」
と感動の波が津波のように押し寄せて来たのであります。

そして、スティーリーダンに目覚めたわたしは、
すぐさまCDを全部そろえ、
それからの3年ほどの間は、
スティーリーダン三昧の日々を送ったのであります。

ほんとスティーリーダンは、
あらゆるところで聴きました。

自分の家はもちろんのこと、通学の電車の中、
アルバイト先、友人の車、大学の部室、
そして、7,8年前は、
スティーリーダン復帰コンサートにもいきました。

そしていつしか、こう思うようになりました。

「おしゃれなバーのカウンターに座り、
スティーリーダンの音楽に耳を澄ませながら、
お酒が飲めたらどんなに素晴らしいことだろう」と。

これはわたしの長年の夢でありました。悲願でした。

そして、この間、その夢が叶ったのであります。

先日、セックルにいき、しばらくマスターと雑談を交わした後、
「あのー。マスターにぶしつけなお願いがあるのですが…」
と切り出すと、
「はい。なんでしょう」とマスター。

それからわたしは、バッグの中から、
恐る恐るスティーリーダンのCDを取り出すと、
それをマスターに見せて、
「あのー。このCDをかけてもらってもよろしいでしょうか」
と聞きました。

するとマスターは、
「あ、いいですよ」とあっさり。

こうしてわたしの夢は叶ったのですが、
大好きな音楽を聴きながらお酒を飲むと、
お酒がすすんで、すすんでしょうがなくなることを発見しました。

この間も、お酒と音楽の相互作用で気持ちよくなり、
気がついたら、2時間ほどで、
ウォッカトニックを7杯飲み干していて、
へべれけになりながら、エイジャへと戻ったのでありました。


2008年09月03日(水)20:03 
わりかし、久しぶりの日記でございます。

書いていない間、
それなりにネタになりそうな物事はあったのですが、
いざ書こうとすると、筆があまり進まず…。

でも、週一回の休みは、
結構、充実した日を送っております。

早くまた次の休みの日が来ないかな。

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