「カップル喫茶遊びは大人の遊び」


ということが、

よく言われます。



なぜ「大人の遊び」と

言われるのかと申しますと、

それは、

20歳未満の方はご利用できないから、

ということだけでなく、

それなりに人生経験を積み、

ある程度、余裕のある方でないと、

上手に遊ぶことができない、

ということがゆえんであると思われます。



カップル喫茶には、

誘惑がたくさんあり、

もしも欲望のままに

振る舞ってしまうとしたら、

他の方のご迷惑になってしまったりする、

そんな場所です。



カップル喫茶は、

人間がもつ根源的な欲望を

満足させられる場所でありますが、

しかし、その一方では、

欲望をコントロールするための

「自制心」というものが、

要求されるという、

なんとも皮肉で、

厄介な場所でもあるんですよね。



ある意味、

カップル喫茶という場所は、

多種多様な、

美味しそうな食べ物が

ずらりと並んでいるのだけど、

絶対に腹八分目までしか

食べてはいけないという、

謎に厳しいルールが設定されている

高級バイキング、

といってもよいかもしれません。



高級バイキングに行って、

腹八分目で帰ってくるだなんて、

そうそうできることではありませんよね。



それだけの「自制心」が、

時と場合によっては要求されるのが、

カップル喫茶遊びなのです。



また、

カップル喫茶遊びにおいては、

「自制心」のほかに、

「空気を読む力」も欠かせません。



「空気を読む力」がないと、

ほかのカップルさんが盛り上がっている中、

お二人で延々と話し続けてしまい、

非日常のムードを壊してしまったり、

ほかにも、

本当はただ痛がっているだけなのに、


「自分のテクで感じてくれている」


と勘違いし、

お相手の女性に苦痛を与え続けてしまう、

ということにもなりかねません。

（女性の皆さん、痛いときは、

遠慮なく「痛い」と言ってくださって、

よいですからね）



そういうわけで、

カップル喫茶遊びには、

「自制心」と「空気を読む力」が、

必要とされるのであります。



「あの人、大人だね」


そう言われる人には、

この2つの能力が備わっていますよね。



そういうことから、


「カップル喫茶遊びは大人の遊び」


と言われるかと思うのですが、

とはいえ、

とはいえですよ、

その一方では、

まったく正反対の、

「子供のような無邪気さ」も、

カップル喫茶遊びには、

不可欠だったりするんですよね。



というか、

カップル喫茶に来ると、

「子供のような無邪気さ」が、

誘発されるといったほうが、

よいかもしれません。



ほんと、

店内では、

皆さん、童心に返り、

無邪気に遊ばれております。



そういう意味では、

カップル喫茶遊びというものは、

無邪気でありながらも、

自制心や空気を読む力も必要とされる、

とても高度な遊び、

ということになるのかもしれません。