EntranceHOME店長の部屋 > 日記

Yokohama Couple's Cafe aja

店長の日記です。
素敵なカップルさんに囲まれた、涙あり(あるのか?)、笑いありの
私の日常のひとコマをお伝えできたらと思っております。

2007年07月26日(木)20:24 
昨日の日記、
わたしとしては、
ほとんど冗談のつもりで書いたのですが、
読んだ方から、お電話いただいちゃいました。

「大丈夫?」と。

お心優しいお方です。

わたしの日記は、
大丈夫じゃないことは書かないので、
書いてあることは全て大丈夫というのが基本であります。

たま〜に?
ペンが進んで、大げさに書いちゃうことがあるので、
それが結構、わたしの悪い癖だったりします。

なので、
日記の内容を真に受けてしまいますと、
手痛いしっぺ返しを受けることもありますので、
注意が必要なのであります(笑)。

ま、そんなことはともかく、
電話をくださったその方は、
トイレに入り、大きいほうを踏ん張っている時に、
昨日の日記を読んだとのことでした。

この事実に、
わたしはとても深い感銘を覚えました。

だって、排泄の瞬間というのは、
ある意味、神聖なる瞬間でもあります。

健康的に生きるためには、
入れるだけでなく、
出すものも出さなければ、
生命は、その生存を維持できません。

そして、食べている時と違って、
出すときは、
ほとんどのみなさんは、
一人っきりで、無防備な状態かと思います。
(違うという方もいらっしゃるかもしれませんが・笑)

この瞬間が、一番落ち着くと言う方も、
多いでしょう。

そんな貴重な時に、
わたしなんぞの日記を読んでくださるとは、
とっても嬉しいことでございます。

でも、もしも、
ひとりHでイッタ後に、
わたしの日記を読んだという方がいらっしゃったら、
もっとうれしいかもしれません。


2007年07月25日(水)22:12 
浮き世はままならず。

人生、都合よく、
自分の思い通りには運ばないものです。

最近、そう思わせるような出来事が、
立て続けに起こり、
「あ〜あ〜。やだな〜。面倒くさいな〜」
って、少し気分が沈み気味でした。

よく言われることに、
「困難に出会った時にどう対処するかによって、
人間の真価が問われる」
というのがありますが、
これは、本当に頭から尾っぽまで真実だと思います。

困難が降りかかった時、
そこでぐっと踏ん張り、立ち向かい、
その困難に対して、
自分の出来ることだけを敢然とやっていくか、
それとも、そこから目を逸らし、現実から逃避するか。

以前のわたしだったら、
果報は寝て待てじゃないけど、
嫌なことがあったら、
それが通り過ぎるのを期待しながら床につき、
悪夢にうなされる夜を過ごしていたでしょう。

それでは、
最近のわたしはどうかと言いますと、
深夜ごそごそと起きだし、服に着替え、
少しばかりのキャッシュを手に、ひとりセックル。

昨晩は、
鹿児島産の全部違う銘柄の芋焼酎をロックで5杯飲み、
べろんべろんの、ぐでんぐでんに酔っ払い、
すべてを忘れようとしました。

お会計を済ませ、
マスターに、「じゃまた」と言って、
早朝のすがすがしい大気の下、
ふらふらになりながらエイジャに辿り着くやいなや、
そのままベッドの上に倒れこみました。

起きたらやっぱり気持ち悪かったです。

浮き世はほんとままなりません。


2007年07月23日(月)19:56 
今日、2ヶ月ぶりに美容院にいってきました。

場所は、伊勢佐木町交番の隣にある『シザーズ』。

今日で3回目でした。

初回の時にカットしてもらった、
美容師さんを今日も指名。

こうすると、全ての物事が、
スムーズに簡潔に済みます。

「今日はどうしますか」

「じゃ、前回と一緒で」

これで終わり。

その美容師さんは、
年のころは20代半ばくらいの、
とっても可愛らしい女性で、
どちらかと言えば、癒し系です。

今日はいろいろな雑談の中で、
ついにわたしが恐れていたことに、
仕事の話になってしまい、
「どんなお仕事をされているのですか」
と聞かれてしまいました。

周りを見渡せば、
爽やかな美容師さんやその見習いさんたち、
子供をつれて、髪をカットしにきた若奥さんなど、
たくさんの人たち。

正直に言った方がいいのか悩み、
結局発した言葉は、

「えっと〜、まあ、ちょっと特殊な仕事なんです」と。

それを聞いた美容師さんは、
「へ〜。そうなんですか〜」
とそれ以上は深くつっこんでは来ず、
ちょっとほっとしました。

でも、これで怪しい人間として、
見られてしまったのかと思うと、少し残念です。


2007年07月22日(日)20:15 
わたしのおっちょこちょい加減といいますか、
世にも珍しいぼけっぷりは、
エイジャに何度か足を運んでいただいた方にとっては、
よくよくご存知のことかと思われます。

ドリンクの出し忘れは日常茶飯事。

シャワー待ちの方のご案内を忘れることもしばしば。

そして、そんなわたしの失態を、
いつも笑って許していただける
エイジャの会員さんの温かいお心に助けられ、
これまでやってこれたのだと、しみじみ思います。

昨日なんて、昼に1回、夜に1回、
なんと1日に2回も、
お客さまから料金をいただくのを忘れてしまう始末。

なのに、
エイジャの素晴らしい会員さまったら、さまったら、
そのお心の美しさは、まさに聖者のよう。

お二組様とも、お帰りの際に、
「そういえば、マスター、
わたしたち、まだお金払ってないよね」と、
気持ちよく、お支払いいただき、
わたしは、自分の愚かさに、
情けなかったり、恥ずかしかったり。

こんなボケボケのわたしは、
麻生大臣に、
たとえどんなに、けちょんけちょんに言われようが、
言い返す言葉を持たないのであります。


2007年07月20日(金)20:17 
昨日は営業終了後、
小腹も空いて、
なんだか飲みたい気分ってことで、
ひとりセックルしてきました。

エイジャのほとんどの会員さんが
寝静まっていると思われる深夜3時過ぎに、
ひとりセックル。

寝酒として、焼酎1,2杯の予定が、
鹿児島産の地鶏の刺身に、
これまた鹿児島産の黒豚ステーキなんかを食べたら、
焼酎が進みに進んで、
お酒には決して強いわけではないわたしですが、
ロックで5,6杯は飲んだかな。

最後の2杯は、
マスターもサービスしてくれたようで、
計量もせずに、
ビンの口からどぼどぼと注ぐもんだから、
前後不覚のフラフラになりながら、
誰もいないエイジャに帰ってくる始末。

徒歩30秒というのが
ありがたく感じられました。

ふたりでしか入ることを許されないエイジャ。

そこの主は、
ひとりセックルでベロベロに。

そして、
ひとりでベッドにばたんキュー。

エイジャの会員さんは、
みなさん、ふたりでベロベロなのに・・・。


2007年07月18日(水)16:01 
てっちゃんから今日メールがありました。

無事、着いたようです。

旅は旅ゆえに、
いつかは終わりを迎えるものです。

というより、
必ず終わりを迎えないといけないのです。

まだ旅行気分を味わっていたいよ〜と、
足をジタバタさせても、ダメなのであります。

何ごとも終わりがあるから、
その途中にきらめく一瞬があるのだと思います。

この言葉を、
また退屈な日常に戻っていった、
てっちゃんに愛とともに捧げたいと思います。


2007年07月17日(火)15:10 
昨日は営業終了後に、
ひとりでセックルに行ってきました。

これで3回目。

てっちゃんとも行っていたのです。

昨日は、
福富町にある「神や」という、
24時間やっているお蕎麦屋さんで、
もりそばの大盛りを食べたあと、
セックルへと向かったのですが、
セックルのお店の前あたりで、
ちょうど買出しに出かけようとしていた、マスターとばったり。

そのまま、お店を開けていただいちゃいました。

わたしは、
芋焼酎のロックと鹿児島産の地鶏の刺身を注文。

前回、この組み合わせで飲んだら、
とっても幸せな気分になったからです。

「マスターも一杯いかがですか」というと、
「いや、すみません。いただきます」
とマスターは丁寧にお辞儀をしながら言いました。

なんとも、
気持ちのいいものです(笑)。

わたしには夢がありました。

それは、
ひとりでおしゃれなバーに行き、
そこのマスターに、
「マスターもなんか飲みなよ」と偉そうに言って、
一緒に飲むことです。

その夢が、昨日、実現したのです。

先日の成田空港への車でのお迎えといい、
最近は、立て続けに、夢が現実になっております。

ほんと、この年まで夢を諦めず、
頑張って生きてきた甲斐があったな〜と思います。

ま、そんなことはともかく、
それにしても、世の中のマスターと呼ばれる人って、
すごいな〜と思います。

わたしも、他に名乗るものがあまりないので、
一応マスターなんて言ってますが、
わたしなんぞは、マスターの風上にも置けない、
いかがわしい奴だと、自分で思っております。

全然、マスターっぽくないし。

わたしの思う、理想のマスター像とは、
その場に漂う空気を的確に読むことができ、
当たり障りの無い会話を気持ちよくでき、
物腰も柔らかで、しなやかで、
どんなお客さんにも臨機応変に対応できるって感じでしょうか。

セックルのマスターも、
わたしよりも年は下なのですが、
やっぱり自分のバーテンダーとしての能力に自信があるから、
自分のお店を出すという夢を実現したのでしょう。

そして、昨日は、
エイジャでも出せそうな、
誰にでも簡単に作れて、
それでいて美味しいお酒を、
少量ずつ、いろいろと飲ませてもらいました。

しかもタダで。

お酒も有料にさせていただくことにもなりましたし、
近い内に、エイジャでも出そうと思いま〜す♪


2007年07月16日(月)21:29 
台風が去ったと思ったら、
今度は地震とは・・・。

朝10時過ぎに、揺れを感じた時は、
まだベッドの中で、
大した揺れでもなかったので、
お得意の2度寝。

それから12時前に起きて、
開店の準備をして、
いつも通り13時にオープン。

少し店内も落ち着いた14時過ぎに、
テレビを見て、びっくり。

わたしが、その後に2度寝をしたあの地震が、
あれほどの被害を出していたとは。

こう自然災害が続くと、
自然とはあまり縁のない生活をしている、
引きこもりの自分でも、心配になる。不安になる。

昔の人は、
災害は忘れた頃にやってくるって言ったけど、
最近では、そんなゆるやかなペースではないみたい。

前の災害の痛みが癒える間もなく、
次の災害。また次の災害って、立て続けだ。


2007年07月15日(日)23:56 
台風の影響が、
それほどお客さんの集まりに響くことなく、
台風が通過していって、
よかった〜と安堵の吐息をもらしていたら、
今日の夜の部のエイジャは、まさに、
嵐の後の荒涼とした大地のように、
閑散と物静かに寂しい。

台風4号が、
エイジャの会員さんの、
「エイジャに行きたい!」という心までもを、
吹き飛ばしてしまったのでしょうか。


2007年07月13日(金)21:28 
てっちゃんが来たと思ったら、
あっという間に
今日、わたしの元を離れていってしまいました。

わたしには夢がありました。

それは、
空港に誰かを
車で迎えに行くということです。

免許を取ってから今月で1周年ですが、
免許がないときから、
ずっと憧れていました。

成田空港に、長旅で疲れている人を車で迎えに行ってあげ、
重いスーツケースなんかを持ってあげて、車に積み込み、
車の中で、旅行話かなんかを聞きながら、
その人を自宅にでも送ってあげることができたら、
なんて素晴らしいんだろうって。

免許がないときには、
ただ夢想するしかなかったこの憧れが、
免許を取ったことで、ついに昨日実現したのです!

昼過ぎにレンタカーを借り、
てっちゃん到着時刻2時間ほど前に、
成田空港に着いたわたしは、
夢が実現したことにワクワクしっぱなしでした。

ついにこの日がやってきたのか。

お母ちゃん、生んでくれてありがとう。

おいらもいっちょまえに、
車で空港に迎えに行くことができる、
そんな人間になったよ。

わたしは、てっちゃんを待つ間、
飛行機が飛び立つ姿が見えるカフェで、
ブラックコーヒーを飲みながら、
そんなことを考え、心の中は喜びで一杯でした。

てっちゃんを乗せた便は、
定刻通り成田空港に着陸し、
しばらくして、
入国審査を待っているてっちゃんから電話がかかってきました。

わたしが電話に出ると、
てっちゃんの第一声は、
「お〜無事着いたか〜!」でした。

帰って来たのは、てっちゃんの方なのに変な話です。

わたしも
「お〜、無事着いたよ」と。

それから、てっちゃんはこう言いました。

「でさ〜、知り合いも一緒なんだけどいい?」と。

てっちゃんは日本に帰ってくる前に、
5年前にLAで知り合ったという友人と、
東南アジアを旅行していたのでした。

「う〜ん、別にいいけど・・・」
とちょっと戸惑いながらわたし。

「じゃあ、とりあえず、到着ロビーで待ってて」
と言うと、てっちゃんはすぐに電話を切りました。

わたしはそれから、不安を感じ始めました。

だって、運転が未熟なわたしの車に、
見知らぬ人を乗せるということに、
多大な緊張を覚えたからです。

しばらくして、
笑顔のてっちゃんと、てっちゃんの友人が、
到着ロビーに来ました。

てっちゃんの友人とは初対面だったので、
お互いに少し自己紹介。

それから、
3人で話しながら駐車場に向かっている時のことです。

てっちゃんは驚愕の事実を口にしました。

「おれの友達ね〜、IT企業の経営者で、
代官山のマンションに住んでるだよね」と。

わたしはそれを聞いて、
驚くと共に、
急に更なる不安を感じはじめました。

だって、そんな要人のような人を、
車に乗せなければいけないだなんて!

それでわたしは、
それとなく、わたしの運転技術の未熟さを
代官山さんにほのめかし、
あわよくば、運転を代わってもらおうかと思ったのですが、
「ま〜、安全運転でいけば、大丈夫でしょう」
とのひとことで終わってしまいました。

駐車場に着き、車に荷物を載せ、
てっちゃんと代官山さんを車に乗せると、
わたしは慎重に車を発進させました。

ま、結果からいうと、
車を走らせてから少し経った時に、
あと数十センチの差で、
前の車に追突しそうになった他は、
特に危ない目には会わず、
無事、代官山さんの住む、
家賃○十万のマンションに到着することができました。

めでたし、めでたしです。

その後は、
代官山さん一押しの、
有名人もよく来るという
恵比寿にある焼肉屋さんで食事したのですが、
世の中には、わたしが知らないだけで、
まだまだ美味しいお店があるんだな〜
と感動するほどの美味しさでした。

そして、腹いっぱい食べたところで、
代官山さんとはそこでお別れをして、
わたしとてっちゃんは、二人のホームである、
横浜のネオン街へと、再び向かったのでありました。


2007年07月12日(木)00:26 
今日は、長い間、
頭を悩ませていたことがすっきりして、
ちょっと心が晴れやかに。

そうです、
こんなわたしだって、
いっちょまえに悩むこともあるんです。

と言いますか、
わたしの場合、
「悩むのが趣味かい!」と言うくらい、
ちょっとしたことで、うな垂れちゃうんです。

でも、どうにかこうにか、
ここまで生きてこれたのは、
わたしの人生、ほんと周りの人に恵まれて来たからだと、
振り返ってみて、そう実感します。

そして、
そんなわたしの人生を
高校時代から見続けてきたてっちゃんが
1年ぶりに帰国するので、
まことに勝手ながら、
明日は休みにさせていただきました。

思い出話やこれからのことを話しながら、
夜通し飲み明かしたいと思っています。


2007年07月10日(火)14:31 
昨日は、
ひるわけから夜の部の時間まで、
ちょっと時間があいたので、
さくっと、ベティと闘牛屋に行きました。

闘牛屋は、エイジャからも歩いて2,3分の、
わたしがもっともよく行く、
そして、もっともお気に入りの焼肉屋さんです。

闘牛屋の何がいいかって、
そのお肉の美味しさもさることながら、
焼肉屋さんによくありがちな、
ごみごみとした感じがなく、
店内も実に清潔に保たれているところでしょうか。

昨日は、カルビ、ハラミ、ロースを
それぞれ一人前づつ頼み、
それをサンチュで巻いて食べました。

お店によってサンチュもいろいろありますが、
闘牛屋のサンチュには、
青とうがらしとにんにくをスライスしたのが付いてきて、
これをサンチュに乗せてお肉と一緒に食べると、
これがまた滅法うまい。

サンチュには、辛し味噌がついてきますが、
わたしはそれをつけません。

肉に焼肉のたれをつけた味で十分だと思っております。

わたしは闘牛屋では、
肉だけを口に入れることはあまりなく、
必ずサンチュを巻きます。

サンチュの枚数と肉の枚数が最後に合わなくなり、
肉だけがお皿に残されていると、
途端に食欲が落ちます。

食べる気が失せます。

だからそんな時は、
ベティに食べてもらってます。

「サンチュなくして焼肉なし」

最近ではそう悟りをひらいたのですが、
でも、夜遅くに闘牛屋に行くと、
たまに、サンチュが切らしてしまっていることも。

そんな時は、
サンチュの代わりにレタスを巻くのですが、
レタスは、到底サンチュの代わりにはならないことが、
よく分かります。

サンチュの偉大さを
しみじみと実感します。

さてさて、
わたしがどんだけサンチュを愛しているか、
みなさんにもわかっていただいたところで話は変わって、
闘牛屋からの帰り道のこと。

ハイランドの隣の『串の市』の上に、
バーが新規オープンしているのを発見しました。

歩道には、色とりどりの鮮やかなお祝いの花が並べられ、
それを見たベティは、
すかさず、そこから沢山の花を
勢いよく抜き取っていきました。

お祝いの花は、
みんなに持っていってもらって、
枯れる前に早くなくなった方が、
その後お店が繁盛するのだそうです。

わたしもそれに同調し、花を取っていると、
そのバーの人でしょう、
そんなわたし達を見て、
「どんどん持っていってくださいね♪」
と男の人が、感じよくいってくれました。

わたしも、
「オープンおめでとうごさいます。
近々飲みにいかせていただきます」と答えました。

エイジャに帰ってきてから、
取ってきた花をベティが、
エイジャの玄関やトイレ、洗面所に飾ったのですが、
いやはや、いやはや、
生きた花たちが飾ってあると、ほんとお店に幸せな空気が漂います。

二人で、
「これからは、新規オープンするお店をチェックせねば!」
そう思った次第なのであります。

さてさて、その日の夜のことです。

キングカズならぬ、
キングTKさんが、
またまた焼き鳥の差し入れを持って、
エイジャに遊びに来てくれました。

ひとり孤独に働いていることが多いわたしにとって、
お話相手になってくれるこういう訪問は、
とても嬉しいものであります。

TKさんは3時間ほどゆっくりしますと、
12時を過ぎて、
きらびやかな暗黒の世界へと飛び立っていきました。

深夜1時30分に、
最後のお客さんがお帰りになり、
わたしは掃除をささっと済ませ、
ちょっとゆっくりしていると、
TKさんから電話がかかってきました。

「どうです、
これから飲みに行きませんか」とのこと。

わたしは、
「お!久しぶりにいいですね〜」とこたえ、
お店の前で待ち合わせ。

どこへ行くかとしばし二人で悩んだ末、
お花を貰った、先ほどの新しく出来た、
バー&グリル「Seckle(セックル)」に決めました。
(注・セックスではありません)

セックルはエイジャから徒歩30秒。

串の市の入口の横の、螺旋階段を上ると、
とっても高級感のあるドアが、
TKさんとわたしを迎えてくれました。

ドアを開けると、
実に落ち着いた、リラックスできる空間が、
そこには広がっていました。

わたしたちの他にお客さんはいなくて、
TKさんとわたしはカウンターの真ん中に陣取りました。

TKさんは席に着くやいなや、
すぐにトイレに行ってしまい、
わたしは一人取り残されることに。

少し経つと、マスターが、
「なににしますか」と、
マスターらしい口調で聞いてきました。

「メニューありますか」とわたし。

するとマスターは、
「ごめんなさい、うちはメニュー置いてないんですよ」と。

それを聞いて、
わたしは少したじろいでしまいました。

だって、バー自体滅多にいくことないのに、
メニューがないだなんて、
何を頼んでいいのか分かりません。

それでわたしは正直言いました。

「え!メニューないんですか!
じゃあ、何を頼んだらいいのか、分からないです」

「いやいや、適当に何か言ってくれれば、
適当に作りますよ」とマスター。

そんなものなのかと、ひとり合点したわたしは、
適当に言ってみました。

「え〜じゃあ、さっぱりしたカクテルをお願いします」

「アルコール度数はどうしますか」

「う〜ん・・・」と悩むわたし。

「強めがいいですか、軽めがいいですか」

「う〜ん・・・。じゃあ、微妙に強めにお願いします」
とほんと微妙なことを言うわたし。

「分かりました」とマスターは言うと、
慣れた手つきでカクテルを作りはじめました。

そうこうするうちに、
TKさんはトイレから戻ってきました。

わたしはすかさず、
「TKさん、TKさん、
ここちょっとびっくりですよ。
なんとメニューがないんですよ。メニューが。
びっくりですよね〜」と言うと、
TKさんは、「あ、そう」と、
それが、さも自然なことというように、
「じゃ、マスター、ターキーちょうだい」
と初対面なのに妙に親しげに注文。

さすがは、夜の帝王。

バーでのふるまい方をすっかり熟知しております。

しばらくして、わたしが頼んだカクテルが、
わたしの目の前に置かれました。

綺麗な薄きいろをしています。

ちょっと飲んでみると、
その美味しいこと、美味しいこと。

グレープフルーツ味のそのカクテルは、
とっても飲みやすく、すぐに飲み終えてしまったわたしは、
「マスター、また同じようなやつください」
と早速注文。

今度は、別の味の、
同じようにさっぱり、すっきり、
飲みやすいカクテルをつくってくれました。

とても人のいいマスターで、
いろいろと楽しい話をしてくれたのですが、
それを書くと、今日の日記は終わりそうもないので、
残念ながら、割愛させていただきますが、
結局、調子に乗って、4,5杯のカクテルを飲んだわたしは、
帰り際にはフラフラになってしまいました。

キングTKさんは、
わたし以上に飲んでいるのに、
足取りはしっかりしています。

二人で10杯近くのお酒を飲み、
他にもフルーツにナッツ、そして乾き物なんかを頼んだのですが、
お会計は、10000円いきませんでした。

とってもリーズナブルで、お店の雰囲気もよく、
お酒も美味しい、セックル。

午後8時から朝6時までの営業らしいです。

みなさんもエイジャに来る前に、
立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

もちろん、注文は、
「精力のつくカクテル」で決まり!!


2007年07月09日(月)15:08 
昨日は、まことに勝手ながら、
夜の部をお休みとさせていただき、
スタッフ慰安パーティと称し、
ベティと焼き肉を食べに行きました。

ベティの地元にあるその焼き肉屋は、
とっても人気があり、
40分くらい待たされて、
やっと入ることができました。

カルビ好きのわたしは、
特上カルビ、上カルビ、並カルビの3種類のカルビを注文。

わたしは思うのですが、
並カルビよりも特上カルビの方が数段うまいってわけではなく、
(特にその値段の差の割には)、
特上には特上の、上には上の、並には並みの、
それぞれの違う美味しさがあるんじゃないかなって。

だから、
どれが偉いってわけじゃないと思うのです。

ま、でも、
特上を食べると、
なんとなく、ありがたい味もするような気がするんだけど(笑)。

他にも、名前は忘れたけど、
牛の前足の肩の部分の肉と、
コリコリとした食感がたまらない、子袋を注文し、
最後は、
ベティが牛すじ茶漬け、わたしはクッパで締めました。

ほんとお腹一杯になり、
帰りは二人とも苦しいほどでした(笑)。

久しぶりに焼き肉を食べたのだけど、
やっぱり焼き肉はいい!

以前は、エイジャの営業が終わってから、
親しくなったお客さんが食事に誘ってくれたりしたので、
多いときは、月に7,8回も焼き肉を食べに行ったこともあったのですが、
最近は、そういうことも、少なくなってきてしまいました。

だから焼き肉を食べたいと思っても、
一人では恥ずかしくっていけないので、
孤独に腹を空かせていた毎日だったのです。

そして今、
昨日の焼き肉に味をしめたエイジャスタッフ二人は、
また今日も行くかと、
いけない計画を立てているのであった。


2007年07月05日(木)01:47 
今日、
ベティがフロントの中に棚を作ってくれました。

ユニーでカラーボックスを買ってきて、
それを壁に付けるのですが、
わたしは、ベティのその作業中、
「このカラーボックス落ちてこないかな」
とちょっと不安を感じたのですが、
そこはさすがベティです。

イナバの物置のごとく、
器用に頑丈に補強してくれました。

(もちろん、100人乗ったらひとたまりもないけど・笑)

それにしても、
店長のわたしが言うのもなんだけど、
ベティは本当に偉いと思う。

何年かエイジャに通ってくださっている方は、
よく知っていることかと思うけど、
エイジャの内装は、
時には、あまりみなさんには知られない形で、
時には、はっきりと分かる形で、ドンドンと変化している。

これは9割9分ベティの仕事である。
(残りの1分はわたし)

自分の怠惰を棚に上げていう訳じゃないけど(笑)、
これって、
なかなかできることじゃ、ないんじゃないかなって思う。

普通、人間は、
どうしたって年数が経つにつれ、
今いる環境に麻痺し、それが当たり前と思い込み、
現状から客観的な改善点を見出すことは、
難しくなるものなのではないだろうか。

今日は昨日と同じ、明日は今日と同じ、
そうやって人間はついつい毎日を過ごしてしまうものなのでは、
ないだろうか。

と、わたしは、
自分のことを、
人類全般の普遍的なことと考えるのであった・・・。


2007年07月03日(火)20:27 
メジャーへと渡った、
桑田が今日は7失点。

う〜、残念!

苦難続きの末に、
なんとかメジャーに昇格でき、
それからは素晴らしい投球で、
メジャーの打者を封じてきた。

登板後に、
記者の質問に答える桑田の姿からは、
憧れの舞台に立つことができた喜びが、
全身から溢れ出ていて、
見ているこっちも、嬉しくなった。

まだまだそんな姿を見たいから、
次の登板は、絶対頑張って欲しいな〜。


2007年07月03日(火)01:57 
先日のこと。

ある会員さんがご来店され、その際、
「杜仲茶、注文して、飲んでるよ〜」
と言ってくださり、
わたしはとても嬉しい気持ちになりました。

ネタに困り、
何気なく書いた日記だったので、
まさか実践してくださる方がいるとは、
思いもしていませんでした。

そのカップルさんは、
こんな日記にも関わらず、
いつも楽しみにしてくれているのだそう。

ご来店の際には、
いつも嬉しいコメントをくれ、
わたしを喜ばせてくれます。

少し前に、上岡龍太郎が、
横山ノックのお別れ会の時に、
「ノックさんといると、
小さい悩みなんかいつも吹き飛びました」
みたいなこと言っていましたが、
そのカップルさんの男性も、
そんなオーラを持った、とてもパワフルな男性です。

ま、横山ノックと比較するのは、
この場合、
あまり適切ではないかもしれませんが(笑)。

でも、5年間営業してきて、いつも思うのは、
エイジャをとても楽しんでくれて、
何度も何度も足を運んでくれる方の多くは、
とってもパワフルです。

世間的には、
「カップル喫茶によく行ってます」
なんて言ったら、
後ろ指さされる、
そんな危険も付きまとうかもしれませんが、
でも、エイジャにはまってくれている方の多くは、
一歩エイジャから外に出ると、
後ろ指差されるどころか、
社会の中で、リーダー的存在のような気がします。

何度も通ってくださると、
親しくお話させていただく機会も増え、
そこで知るのですが、
ほんと、そういう印象を強くします。

みなさん、自分の道は自分で切り開くことに、
なんの疑問も持たず、
自然にそう行動することができるみたいです。

わたしは、この5年間、
外的状況に合わせて考え方を決め、
行動してきたような気がするので、
6年目は、少しでも、
自分の道は自分で切り開いていく、
そんな強さを獲得することができたらな〜、
そう思うのであります。


2007年07月01日(日)14:39 
今日で、
エイジャを始めてから丸5年。

つまり、
5周年でございます!

無事この日を迎えることができたのも、
ひとえにみなさまのおかげでございます。

この5年間、
本当にたくさんの方から、
ご愛顧をいただきました。

昨日は、5年目最後の日でしたが、
ひるわけから夜の部まで、本当に大盛況。

その中に、
4年前にエイジャデビューされてから、
4年間連続6月の最終土曜日にご来店いただいた、
レオン&ニキータさんのお姿も。

レオン&ニキータさんには、
大部屋でのカップルさんの心理状況等、
エイジャを営業していく上で、
大変為になることを教えていただきました。

長らくのご愛顧、
まことにありがとうございます!

そしてまた、
深夜過ぎの時間に、
現在は、残念ながらエイジャ活動は休止中ですが、
エイジャ一年目から応援いただき、
わたしの悩みにも親身に相談に乗ってくれるTKさんが、
実にたくさんの焼き鳥を持って、
お店にお祝いに駆けつけてくださり、
猛烈にお腹を空かしていたわたしは、
大量の焼き鳥を一瞬にして、全部平らげてしまいました(笑)。

わたしは今年の5月に気が付いたのですが、
TKさんは、夜の部のカレンダーにこの日のことを、
すでに1年7ヶ月も前から予言してくださっておりました。

いや、TKさんは、
お店が今よりも暇で、
わたしも不安を持ちながら営業していた、
エイジャ1年目の頃より、
本当に評価してくださっておりましたので、
その頃から、
5年間続くことは当たり前、
そう思ってくださっていたかもしれません。

昨日も、わたしが、
「5年後もエイジャあればいいな〜」って、
ぼそっと呟くと、
「え!5年後なくなってるかもなんて思ってるんですか!
ちょっとびっくりですよ」
そんな嬉しいお言葉を言ってくれました。

ほんと、
エイジャは素敵なカップルさん達の宝庫です。

この5年間お世話になった方、
みなさんをご紹介したい気持ちで一杯なのですが、
その数、莫大過ぎて、難しいです。

でも、みなさんには本当に感謝しております。

何かの縁で、
こうしてお知り合いになれたこと、
本当に幸せなことだと思っております。

とうとう6年目に突入しましたが、
これからもより居心地の良い、より楽しい空間を目指して、
頑張らせていただきますので、
今後とも、変わらぬご愛顧をいただけたら、とっても嬉しいです!

過去ログ
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年



HOME